1:Egg ★@\(^o^)/:2017/01/25(水) 08:07:15.38 ID:CAP_USER9.net
2,100億円という巨額の放映権料で、Jリーグと2017シーズンから10年間の契約を締結したDAZN(ダ・ゾーン)。

英国のPerform Groupが提供するライブストリーミング・サービスは、昨年の8月からドイツでもスタートしている。昨夏には、フランクフルト中央駅など比較的大きな駅舎の電光掲示板で、DAZNの広告が頻繁に流れていた。

ドイツでの費用は1ヶ月間の無料お試し期間を経て、月額9,99ユーロ(約1,200円)。プレミアリーグ、セリエA、スペインリーグ、フランスリーグといった欧州サッカー、またハンドボール・ブンデスリーガ、さらにはNFLやNHLといったアメリカンスポーツなど、多くのコンテンツを視聴可能であることを考えれば、魅力的な価格設定である。

なお、Jリーグについては、昨年は各節1試合が視聴可能だったが、今年からは全試合が視聴可能になる予定だ。

例えばドイツでは、有料放送『Sky』に加入してブンデスリーガ16/17シーズンを観るためには、最初の12ヶ月間は18.75ユーロ(約2,300円)、その後は37.49ユーロ(約4,500円)を支払う必要がある。

こうした額を支払うことで、Skyでブンデスリーガ1部及び2部が視聴可能となるが、単純にコンテンツの数と費用を比較すれば、DAZNは“お得感”に満ち溢れている。もっともドイツにおいて、DAZNでブンデスリーガを視聴することはできない。

金曜日の開幕戦1試合は地上波で放送されるなど、わずかな例外を除けば、ブンデスリーガの放映はSkyが一手に握っている。現在DAZNでは、ブンデスリーガ1部及び2部のハイライトのみが視聴可能だ。

■『Sky』の陰に隠れたDAZN、過去には配信トラブルも

Skyは各家庭だけでなく、パブやレストランなど街中の至るところに浸透している。ドイツ人にとって、ビールとサッカーは決して切り離すことのできないものだ。それはつまり、望むと望まないとに限らず、Skyも切り離すことができないということも意味する。

土曜日の昼間の試合は全試合併せて105万人が、さらにバイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントの“決戦”は144万人が、Skyで観戦するとされる。ドイツ人が最も関心を寄せるのは、プレミアリーグやスペインリーグではなく、ブンデスリーガだ。その“メインコンテンツ”が含まれていないため致し方ないが、今の所ドイツでDAZNは、Skyの陰に隠れてしまっている。

また、昨年10月18日付の記事で『ヴェルト』電子版が“ユーザーの怒り”を取り上げたことは、DAZNのドイツ国内での評価を下げることになったかもしれない。リバプール対マンチェスター・ユナイテッドの一戦で、アクセスが一挙に集中したためか、試合が上手く配信されなかった。

現在リバプールを率いるのは、かつてドルトムントを指揮したユルゲン・クロップ監督。ドイツ国内における“闘将”の人気は健在だ。DAZNのFacebookには苦情が殺到し、何百もの「いいね!」が付いたという。

>>2以降につづく
20170124_rushton_getty
2017年01月24日(Tue)11時50分配信
https://www.footballchannel.jp/2017/01/24/post195065/
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