1:YG防衛軍 ★@\(^o^)/:2017/01/19(木) 17:55:08.02 ID:CAP_USER9.net
「サッカーをよりスペクタクルなものにするために」と改革を提案。

FIFAの技術開発部門のチーフオフィサーを務めている元オランダ代表FWのマルコ・ファン・バステンが、ドイツメディア『ビルト』のインタビューで、オフサイドやPK戦の廃止を提案した。
 
2016年10月に現職に就いたファン・バステンは、「サッカーをスペクタクルにするために多くのアイデアを提供したい」と語り、昨年12月に日本で行なわれたクラブワールドカップでも話題となったビデオ判定ルールなどを推奨してきた。
 
そんな往年の名ストライカーは『ビルト』のインタビューで、「我々は試合をより良いものにするために改善策を探し続ける。サッカーをより正直で、よりダイナミックで、より面白いものにするためにね」とさらなるルール改正の必要性を説き、以下8個のルール変更を提案した。
 
【1】オフサイドの廃止
 
ファン・バステンはオフサイドの廃止について次のように語っている。
 
「オフサイドのないサッカーを観るのは非常に興味深い。今のサッカーはもはや、9人や10人のDFがゴール前を固めるハンドボールのようだ。でも、オフサイドがなければ、DF陣の背後にFWが立てるから得点の可能性がより広がる。今よりも攻撃のチャンスは増えるし、試合の見応えも増すだろう。実際にホッケーではオフサイドはないし、問題はないはずだ」
 
【2】イエローカードの替わりに一定時間の退場を検討
 
ラグビーの「シンビン制度」のように、ルール違反を犯した選手を一時的に試合から退場させるというもので、ファン・バステンは「レッドカードを出すほど重大ではない行為に対し、選手を10分間試合から外すオレンジカードを提示するということもあり得るかもしれない」としている。
 
【3】PK戦の廃止/シュートアウト方式の導入
 
シュートアウトはかつてアメリカのNASLやMLSなどでも導入されていた方式で、攻撃側はゴールから35メートルの地点からドリブルし、一定時間以内にシュートを打つというもの。
 
ファン・バステンは「PKは一瞬ですべてが終わるが、シュートアウトなら、多くの可能性がある。ドリブルもシュートもできるし、GKの反応を待つこともできる。より試合でのプレーに近い状況になる」と語っている。
 
またこの提案は、先日、2026年のワールドカップから出場枠を48に増やすことを決めたFIFAが、グループステージで引き分けの影響力が増す懸念もあり、「大会中のドロー決着をなくすための動きだ」と、『ESPN』など複数メディアは伝えている。
 
【4】最後の10分間はインプレータイムのみ時計を進める
 
これは時間稼ぎに対する措置で、ファン・バステンは「観客はゴールと戦いを見たいのだ。しかし、交代での時間稼ぎ、負傷を装う行為などで多くの時間が失われている。そこではボールが常に役割を果たしている状況になければならない」とコメントした。
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