1: 2017/01/12(木) 13:50:01.55 ID:CAP_USER9
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月給1000ドル以下の選手45%以上


年間72万ドル(約8300万円)以上を稼ぐのはわずか2%未満、月給1000ドル(約11万6000円)以下の選手が45%以上を占めている。
41%の選手が給与の遅配を経験したことがある-。

日本では男の子の将来なりたい職業で7年連続の1位に輝いたサッカー選手だが、世界的に見ると、かなり“ブラック”な労働環境であることが明らかになった。
国際プロサッカー選手会(FIFpro)が実態調査を行い、報告書として公表した。

FIFproの「2016 GLOBAL EMPLOYMENT REPORT」によると、調査は54カ国・地域の87リーグ、1万3875人の選手を対象に実施。
月給1000ドル以下の選手の割合は、アフリカと南北アメリカで高く、アフリカのチームでプレーする選手では3分の2強の73・2%に達する。
最高峰に位置する欧州のチームでも、全体の3分1近くに相当する32・2%が月給1000ドル以下だった。また、最底辺に位置する月給300ドル(約3万5000円)以下の選手も21%いた。

また、給与の支払いに関しては、14%が1カ月まで、19%が3カ月から半年の遅配を経験していた。 さらに、29%の選手が自身の意思に反して移籍させられており、9%の選手がファンや同僚の選手、監督らからの暴力行為に悩まされいた。また、8%の選手が差別され、16%がハラスメントを受けていたという。

報告書では、国別の特徴的な状況も記されており、ルーマニアでは74%の選手が給与の遅配を経験。 デンマークでは43%の選手が意思に反して移籍させられていた。また、サッカー王国のブラジルでは週1日の休養日がある選手は52・5%だけ。つまり、47・5%は休み無しで練習させられている状況だった。

不正行為を行うよう依頼も?

八百長についても記されており、不正行為を行うよう依頼されたことがある選手の割合は、ジョージアが34・2%で最も高く、次いでコンゴが31・3%、カザフスタンが25・3%だった。

さらに生々しい選手のコメントも掲載。「プロサッカー選手は世界でもベストな職業のひとつだが、高いレベルに到達するのは難しく、
ほんのわずかしかトップにはなれないことも知っておかなければならない」(イタリアのDF)▽「サッカーにはウソがたくさんある。契約書で交わされた約束や給与の多くは実現しない」(アイルランドのDF)
▽「故障すればチームから外れる。誰も状態を心配してくれないし、誰からも電話は来ない。元気になれば、またチームに戻るだけだ」(ガーナのMF)-といった声が寄せられていた。

一方で、FIFproは、日本に関しては「アジアでベストの労働環境のひとつ。調査した293人のうち、たった一人、契約が不当に終了したと答えた」と紹介している。日本のJリーガーはかなり恵まれていると言えるだろう。

産経新聞 2017.1.12 11:00
http://www.sankei.com/west/news/170112/wst1701120004-n1.html

スポーツなんでやねん
http://www.sankei.com/west/topics/west-32505-t1.html
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