1:Egg ★@\(^o^)/:2017/01/06(金) 14:58:36.88 ID:CAP_USER9.net
ブンデスリーガ2016~17シーズン前半戦、最も辛酸をなめたのはアウクスブルクの宇佐美貴史だったと断言していい。

負傷から復帰途中の武藤嘉紀や内田篤人も苦しんだことに間違いないが、それはあくまでピッチ外での出来事。チームの練習にしっかり加わりながら出場機会をつかみきれずもがいていたのは、やはり宇佐美だ。

宇佐美の2度目の欧州チャレンジには懐疑的な声もないではなかった。もちろんガンバ大阪に復帰している間の活躍は誰もが認めるところではあるが、それでも前回の二の舞になるのではないかと懸念された。バイエルンで歯が立たなかったことはともかく、ホッフェンハイムに定着できなかった適応力の低さがその大きな理由だ。

今季、宇佐美獲得を決めた監督が他チームへ去ったことも逆風となった。実際、シーズンが始まるとチャンスは少なかった。ヴォルフスブルクとの開幕戦で82分から出場したものの、2度目の出場機会はなんと第12節ケルン戦まで待たなくてはならなかった。

その2度目にしても78分からの途中出場。前半戦16戦で先発起用されたのは、監督交代の騒動があった直後の第15節ボルシアMG戦のみ。キッカー誌で採点対象になったのもその1試合だけで、その他の4回の途中出場は時間が短すぎるため採点対象外だった。

それでも、後半戦に向けて宇佐美には期待する価値がある。2016年の最終戦となった第16節ドルトムント戦後、約20分にわたって心境を語った宇佐美の様子は前向きの明るさに満ちていた。

――前半戦はなかなか出番がなかったけれども、レベルアップしている感覚は?

「できていると信じたいですね。たぶんこの半年……、一番……。難しいな言い方が。トゲのない言い方を探さないと(笑)。苦しみながら、苦しまされながら、努力はしっかり積み重ねてきました。この試合が終わってオフには入りますけど、この半年ほぼほぼ戦っていないから疲れてない(笑)。オフの短い間でも積み上げ作業をしっかりして、いかに(リーグ再開前の)キャンプからスタートダッシュできるか。ゼロからの勝負だと思います。成長はしていると思いますよ、絶対」

――さほど成績が悪くない(13位) なかで、監督交代(第14節終了時にディルク・シュスター前監督を解任、マヌエル・バウム新監督が就任)など、チームがバタバタしたことに、動揺はなかった?

「僕、以前なら、ああいう状況に陥っていたら、つまり監督が代わったら、『よし、俺の出番だ』みたいに思っていたかもしれないですけど、今回は不思議なくらいなかったんです。監督が代わろうが代わるまいが、自分のやらなきゃいけないことはひとつだという信念を持ってやれている部分があったので。監督交代がいきなりすぎて、少し驚いたっていうのはありますし、もちろんそれで状況が変わればうれしいことだとは思いますけど、そんなに気にならなかったですね。不思議と」
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webスポルティーバ 1/6(金) 11:40配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170106-00010001-sportiva-socc
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