1:Egg ★@\(^o^)/:2016/12/23(金) 13:44:43.01 ID:CAP_USER9.net
日本代表MF清武弘嗣(27)が単独インタビューに応じ、2017年への思いを激白した。

今季から加入したスペイン1部セビリアではコンスタントに出場機会を得られていないが、日本代表では主力として飛躍した1年。

長期離脱から復帰したDF内田篤人(28)との絆も明かすなど、24日と2日間にわたって掲載する。スポーツ報知ではハリル・ジャパンでの活躍が期待される選手を中心に、随時インタビューを行っていく。

―11月のW杯最終予選、サウジアラビア戦の勝利は大きかった。大事な一戦で先制PKを決めた。PKを蹴る場面、プレッシャーはあった?

「全く緊張しなかった。(4日前の親善試合)オマーン戦で決めていたので、まあ大丈夫だろうと。絶対GKはあちら側(左側)に跳ぶと思っていた。サウジのGKは確か初出場で、前半から全然良くなかったので、速いボールでコースを狙えば入ると思った。いいコースだった」

―10、11月の代表戦はセビリアで控えにいながらもパフォーマンスは良かった。

「でも試合はしたい。それと同時に、自分はセビリアでやっているという自信もある。そこはもどかしい。この前は代表で悪くなかったし、自分の中でやれるという自信にもなった」

―ハリルホジッチ監督は当初「クラブで定位置を確保していない選手は代表に呼ばない」と言っていた。

「自分を使うのは賭けだったと思う。代表には絶対的な存在がいるし、その中で、試合に出ていない選手を使ったんだから」

―代表ではこの半年で立場も大きく変わり、中軸になろうとしている。27歳という年齢は決して若くはない。

「もうベテラン。今回は(20歳の)井手口も選ばれたし、リオ五輪世代が代表の主力になった、というのであれば世代交代だろうけど、自分ももう代表には6年近くいる。それは世代交代じゃない。ただ、新しい選手が代表に入ってきているのは競争にもなるし、いいこと。ずっと代表にいる選手は刺激も感じている」

―自身が考える、代表のトップ下の役割とは?

「監督が求めるのは、あまりサイドに流れずに中央でできるだけ岡ちゃん(岡崎)やサコ(大迫)の近くにいろ、ということ。でもシンジくん(香川)とか僕は、ボールを触らないと生きない。動きながらリズムをつくって最終的にはゴールの近くにいる、というスタンスでやっていこうと思う。(相手が)つかみづらい位置にいて、触って動いてというのが一番。11月のオマーン戦とサウジ戦はそういうふうにやって結果も出たので、悪くはなかった」

―シャルケ04の内田選手とはよく連絡を取っている。復帰した時、自分のように喜んでいた。

「ウッチーとは一緒にJISS(国立スポーツ科学センター)でリハビリもした。復帰した時も、いろんな人がメッセージを送っていて、愛されてるなあと思った。日本サッカーに必要な存在で人柄がいい。優しさだけじゃない。先輩としても、人間としても大好き。嫌いな人は、絶対いないと思う」

―内田選手とはドイツ時代も、代表でも、いろんな思い出があるのでは?

「よく思い出すのは、ザック(ザッケローニ)さんの代表の時のこと。2013年の頃(自分は)前半だけ出てハーフタイムで代えられる、という試合が3~4試合続いた。アウェーで3―2で逆転勝ちした(11月の)ベルギー戦も、前半で代えられるなと思った。そうしたら案の定、代えられた」

―その思い出に内田選手が残っている?

「もうたまらずに、全部積もったものが感情になって出てしまって、ハーフタイムが終わってみんながピッチに行った後、ロッカールームでひとりで号泣していた。ウッチーはその時、何も言わずにタオルをかぶせてくれてずっと俺の横にいてくれた。

後半は始まっているのに、ずっと横にいてくれた。そういう優しい人だし、気持ちを分かってくれる人。あの時は本当に感動した。ウッチーが横にいてくれるから、人の目を気にすることなく、ずっと泣いていた。

代表で選手が泣いたりするのはあまり考えられないし、みんな一応ライバル。なかなかそんなことができる選手はいない。これから先、もし誰かがつらくて泣いている時、自分はウッチーのようにできるだろうか、と思う。

何も言わずにただ横にいることって難しい。だから早くウッチーと一緒にプレーしたい。一緒にプレーする日が今から楽しみ」

つづく
2016-12-23_14h40_49
スポーツ報知 12/23(金) 12:03配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161223-00000081-sph-socc
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