エキスポシティと吹田サッカースタジアムが受賞、大阪活力グランプリ

　大阪商工会議所は19日、大阪の経済発展に貢献した団体などを表彰する「大阪活力グランプリ2016」の受賞者に、エキスポシティと市立吹田サッカースタジアムを選んだと発表した。昨年11月開業の大型複合施設エキスポシティは１年で2400万人を集客。吹田スタジアムは寄付などで140億円を集めて建設されたことが評価された。

　エキスポシティと吹田スタジアムは隣接しており、相乗効果で北大阪地域の活性化に貢献したとして32候補のなかから選ばれた。

　エキスポシティを運営する三井不動産の中井省吾関西支社長は「（吹田スタジアムが本拠地の）ガンバ大阪との連携はまだ拡大の余地がある」と述べ、魅力向上に意欲を示した。ガンバ大阪の山内隆司社長は「スタジアムは未完成でデジタル化などに取り組んでいく」と話した。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO10856130Z11C16A2LDA000/