1: Egg ★@無断転載は禁止 ©2ch.net 2016/12/16(金) 22:42:57.35 ID:CAP_USER9
◆ガンバ大阪・遠藤保仁インタビュー

ガンバ大阪の遠藤保仁は、今季の前半途中から本来のボランチではなく、トップ下のポジションでプレーする機会が増えた。
以前も一時期、FWや右MFの位置でプレーしたことがあったが、これほど長くボランチから離れることはなかった。

遠藤の"指定席"には20歳の井手口陽介が入って、不動のものにしつつある。そうした現在の状況について、遠藤本人はどんな心境でいるのだろうか。

「正直、ボランチじゃなきゃダメとか、そういうこだわりはないね。それは、気持ちが変わってきたというより、自由にやらせてもらっているから。
トップ下のプレーで(長谷川健太)監督に言われているのは、攻守の切り替えや、球際で激しくいくとか、ボールを取られたら全力で取り返すとか、
当然やらなければいけないことだけ。特にやってはいけないこともないし、ほんと自由。
自分たちがどう攻めるかってよりも、どうしたら相手のバランスが崩れるのかな、ということを意識して攻撃している。(トップ下も)楽しいから、そこでもいいかな、という感じ」

遠藤のポジションは、配置的にはトップ下だが、チームでは自由に動く"フリーマン"的な役割を果たしていた。

「ボランチよりも(ポジションが)5m前に出ているだけだけど、景色が違うし、相手のプレッシャーはかなり厳しい。
ただ、前に行けば行くほど、ミスをおかしても許される部分があるので、今は楽しんでやれている。それが、大事でしょ。
俺は楽しんでサッカー人生を終わりたいんで、最後は別にボランチじゃなくてもいいと思っている」

遠藤は現在、36歳。年が明ければ、37歳になる(1980年1月28日生まれ)。年齢的に、体力的な衰えなど、若い頃とは違った面で苦労を感じてもおかしくない。
さらに今後、監督のサッカーの志向や若手の台頭によって、ベンチに置かれる機会が増えていくかもしれない。ベテランの生き方を、遠藤はどう捉えているのだろうか。

「(これまでと同様)この年齢になっても、体のケアは特別なことは何もしていない。
練習前、ストレッチする時間がちょっと長くなっただけ。基本、ひと晩寝れば、気持ちも、疲れもすっきりするからね。

まあ、俺らの年齢で大事なことは、変なプライドを持たないこと。『昔はこのプレーができていたのに』って(過去の自分と)比べられたりするけど、
それを気にしてもマイナスになるだけ。『あいつ、キレがなくなったな』って言われることもあるけど、そりゃこの年齢になれば、20歳のときとは違うし、キレがなくなるのは仕方がないこと。

逆に、その当時はできなかったプレーが、今はできることもある。自分の武器を大切にしつつ、まだまだできないことにもトライする。
全力でがんばってダメなら、そこは他の選手にカバーしてもらえばいいし、逆に周囲の選手ができないことを自分がやればいい」

『黄金世代』の同期、小笠原満男(鹿島アントラーズ)や、小野伸二(コンサドーレ札幌)、稲本潤一(札幌)らも、まだ現役で奮闘している。
それでも"引退"の足音はヒタヒタと近づいているに違いない。その点の見極めについて、遠藤はどう考えているのか。

>>2以降につづく

webスポルティーバ 12/16(金) 14:30配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161216-00010003-sportiva-socc&p=1

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