ケルン大迫勇也が語る。「代表に呼ばれない間は家族旅行に行っていた」
1:YG防衛軍 ★@\(^o^)/:2016/12/17(土) 19:03:20.05 ID:CAP_USER9.net
大迫勇也インタビュー(後編)
ケルンでの3季目でようやくつかんだフォワードのポジション。大迫は自分の意思を貫き、自身のプレーも意識的に変化させることでそこに辿り着いた。大迫はその力をどうやって周囲に認めさせてきたのだろうか。
――ペーター・シュテーガー監督には、ガンガン「フォワードでプレーしたい」という意思表示をしていたそうですね。
「優しい監督ですからね。普段は穏やかだし」
――風貌からは神経質そうな印象を受けますが。
「チームの規律とかは大事にします。輪を乱すような選手は大嫌いですけど、あの監督はそこをちゃんと守っとけば、普段は緩いんです。チームを乱すことはしないで、でも言いたいことは監督に直接言えば、大丈夫かな」
――意思を伝えれば、聞いてくれる?
「聞いてくれていましたけどね、いちおうは」
――いちおう、という感じ?
「言い続けることが大事だったなって思います」
――「またか?」と言われたりしないんですか。
「うちのチームはみんな監督に話をしにいきますからね。試合に出られなくなったら、なんか監督のところにみんな行くんです。だから出られなくなった最初のころ、逆に監督に『なんで話しに来ないんだ』って言われました。その(意見を言い合える)メンタルがドイツ人はすごいなって」
――オープンなんですね。
「意見を一方的に言うんじゃなくて、話し合いみたいな感じかな。『俺はこう思うけど』というのに対し、監督は『俺はこう思ってる、こうやったら出られる』みたいな感じです。俺が話しにいった時は、『今はチームがうまくいっていて、トップがはまってるから、お前はサイドハーフとして使いたい』と言われて。『だから頑張ってほしい。そこで我慢して』と。だけど、得意なところはフォワードだというのはわかってると、ずっと言われていました」
――そういう人間関係がなかったら、この2年間は大変だったかも?
「そうですね。その話し合いでモチベーションを自然と保っていたことは確かでしたね。そういう個別の話し合いも含めて、チームの輪を作るのがすごく上手だと思う。グループ作りを意識して取り組んでいる人かなと思います。いい雰囲気で、緊張感を持たすべきところは持たすのがうまい人」
――いいチームにいると思います?
「雰囲気はいいと思いますよ、チームの内部も。性格がいい選手が多いし、ギスギスしてない」
――今年11月には代表にも復帰しました。代表から離れている期間も、あまり代表のことは気にしてなかったと聞きますが。
「気にしてなかったですよ」
――代表に呼ばれないと、時差や移動の苦しみもなくて、クラブに集中できるという面もありますか。
「すごくケルンのサッカーに集中していましたよ。それに毎月、旅行に行ってたしね」
――えっ!
「代表戦の期間中は毎回3連休をもらえるので、家族もみんな、ストレス発散ができて最高でした。パリにも行ったし、暖かいマジョルカとか、モナコもよかったです。リフレッシュして帰ってきて、また頑張ろうと思えた。俺ひとりでは行けないですけどね。ヨメ、家族がいるから行けるんです。休みがあるよというと、いろいろ提案してくれるので、助かります。(小笠原)満男さん(06~07シーズン、イタリアのメッシーナでプレー)も、『いろいろ回ったほうがいいよ』と言ってくれたことがあって、その影響もあります」
ケルンでの3季目でようやくつかんだフォワードのポジション。大迫は自分の意思を貫き、自身のプレーも意識的に変化させることでそこに辿り着いた。大迫はその力をどうやって周囲に認めさせてきたのだろうか。
――ペーター・シュテーガー監督には、ガンガン「フォワードでプレーしたい」という意思表示をしていたそうですね。
「優しい監督ですからね。普段は穏やかだし」
――風貌からは神経質そうな印象を受けますが。
「チームの規律とかは大事にします。輪を乱すような選手は大嫌いですけど、あの監督はそこをちゃんと守っとけば、普段は緩いんです。チームを乱すことはしないで、でも言いたいことは監督に直接言えば、大丈夫かな」
――意思を伝えれば、聞いてくれる?
「聞いてくれていましたけどね、いちおうは」
――いちおう、という感じ?
「言い続けることが大事だったなって思います」
――「またか?」と言われたりしないんですか。
「うちのチームはみんな監督に話をしにいきますからね。試合に出られなくなったら、なんか監督のところにみんな行くんです。だから出られなくなった最初のころ、逆に監督に『なんで話しに来ないんだ』って言われました。その(意見を言い合える)メンタルがドイツ人はすごいなって」
――オープンなんですね。
「意見を一方的に言うんじゃなくて、話し合いみたいな感じかな。『俺はこう思うけど』というのに対し、監督は『俺はこう思ってる、こうやったら出られる』みたいな感じです。俺が話しにいった時は、『今はチームがうまくいっていて、トップがはまってるから、お前はサイドハーフとして使いたい』と言われて。『だから頑張ってほしい。そこで我慢して』と。だけど、得意なところはフォワードだというのはわかってると、ずっと言われていました」
――そういう人間関係がなかったら、この2年間は大変だったかも?
「そうですね。その話し合いでモチベーションを自然と保っていたことは確かでしたね。そういう個別の話し合いも含めて、チームの輪を作るのがすごく上手だと思う。グループ作りを意識して取り組んでいる人かなと思います。いい雰囲気で、緊張感を持たすべきところは持たすのがうまい人」
――いいチームにいると思います?
「雰囲気はいいと思いますよ、チームの内部も。性格がいい選手が多いし、ギスギスしてない」
――今年11月には代表にも復帰しました。代表から離れている期間も、あまり代表のことは気にしてなかったと聞きますが。
「気にしてなかったですよ」
――代表に呼ばれないと、時差や移動の苦しみもなくて、クラブに集中できるという面もありますか。
「すごくケルンのサッカーに集中していましたよ。それに毎月、旅行に行ってたしね」
――えっ!
「代表戦の期間中は毎回3連休をもらえるので、家族もみんな、ストレス発散ができて最高でした。パリにも行ったし、暖かいマジョルカとか、モナコもよかったです。リフレッシュして帰ってきて、また頑張ろうと思えた。俺ひとりでは行けないですけどね。ヨメ、家族がいるから行けるんです。休みがあるよというと、いろいろ提案してくれるので、助かります。(小笠原)満男さん(06~07シーズン、イタリアのメッシーナでプレー)も、『いろいろ回ったほうがいいよ』と言ってくれたことがあって、その影響もあります」