1: 2016/12/17(土) 18:35:08.78 ID:CAP_USER9
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プレミアリーグで優勝したレスターの岡崎慎司は、世界的FWとして脚光を浴びる。
ブンデスリーガ、フランクフルトのMF長谷部誠も、ドイツで日本人選手の道を切り開いた。

チャンピオンズリーグで上位に進出したサイドバックの内田篤人(シャルケ)、
長友佑都(インテル)は大きな足跡を記している。

攻撃的MFの本田圭佑(ミラン)、香川真司(ドルトムント)も今シーズンは燻っているが、
「日本サッカー」の看板を背負い、清武弘嗣は世界最高峰リーガエスパニョーラのセビージャで果敢に挑戦を続ける。

では、なぜ世界レベルの日本人センターバック(以下、CB)は生まれないのか? 
海外トップリーグでプレーするCBは吉田麻也(サウサンプトン)ただ一人。彼も現状はカップ戦要員に甘んじている。

日本人CBの平均点は決して低くない。高さ、強さ、巧さ、状況を判断する力……。
どれも素養は海外の有力選手に劣っていない。ポテンシャルだけを考えれば、
例えば森重真人(FC東京)はチャンピオンズリーグに出場する選手と比べても遜色はないだろう。

しかし、試合経験から導き出される「戦闘力」が違いすぎる。

十代から二十代前半で、欧州や南米の選手はすでにトップクラスのFWとの戦いを経験している。
それも、日本のように組織で守る(例えばチャレンジ&カバー、数的優位)という形ではなく、一対一で止めきらなければならない。

ズラタン・イブラヒモビッチ(マンチェスターU)、ルイス・スアレス(バルセロナ)、
カルロス・テベス(ボカ・ジュニアーズ)のような手合いと、毎試合、取っ組み合いを繰り返しているのだ。

「ディフェンダーは失敗を重ねることで成長する」。それは一つの掟として言われるが、日本では組織で守ることの弊害か、
ミスが曖昧になりやすい。「ドンマイ」、そんな文化も根強くある。Jリーグで3バックが多くなるのも、CBの物足りなさを補完する傾向で、それも成長の邪魔になっている。

つづく

dot. 12/17(土) 16:00配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161217-00000029-sasahi-socc
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