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Forbes JAPAN 2016年12月11日 08時00分 (2016年12月11日 08時22分 更新)

12月3日に行われた「エル・クラシコ」はレアル・マドリードとFCバルセロナが激突するリーガ・エスパニョーラの伝統の一戦で、世界中のファンが視聴した。地球上で最高の選手に数えられるリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの対決に多くのサッカーファンが熱狂した。

この対戦は世界で最も視聴された対戦の1つと言えるが、少なくとも550万人が違法なライブストリーミングサイトを通じて観戦したという。この数字はコンテンツ保護を専門とするVFT Solutionsが122のライブストリーミングをサンプルに試算したものだ。サンプルでは最後まで試合を観戦した場合のみがカウントされているため、実際の視聴者数は数千万人単位に上ると見られている。

違法ライブストリーミングは、メディアやエンターテイメントの分野において2016年最大の著作権侵害問題と言える。特にスポーツでは熱狂的ファンが手段を選ばずにお気に入りのチームの試合を見ようとするため、違法視聴行為が横行している。筆者は以前、NFLの視聴率に関する記事で、VFTの試算ではNFLの試合の違法ライブストリーミングは毎週50万件ほどあると述べた。サッカーほどの被害ではないが、増加傾向にあるためいずれNFLの運営機関の目に留まるはずだ。

違法な視聴が増えると正規の放送の広告の価値を下がり、テレビ局自体が被害を被ったりすることになる。残念ながらペリスコープやフェイスブック・ライブ、Youtube Liveで違法ストリーミングを視聴している人々は違法性に気づいていないため、試合の情報が共有されれば気軽に視聴してしまう。

http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20161211/ForbesJapan_4535.html
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