1: 2016/12/07(水) 05:48:34.37 ID:CAP_USER9
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イングランド・プレミアリーグのマンチェスターUが本格的に日本戦略を進めていることが6日、分かった。 欧州ビッグクラブでは異例と言える日本担当スカウトを新設することが判明。

2012年7月から14年8月まで日本代表MF香川真司(27)=ドルトムント=が在籍した世界屈指の名門が、 日本で“金の卵”の発掘を目指す。

プレミア最多20度の優勝を誇る名門が、日本人の獲得調査に本腰を入れる。
複数の関係者によると、マンチェスターUが日本担当スカウトを新設。

J1浦和やC大阪でスカウトを務め、高校年代やJ2にも精通した田村圭氏(41)を招へいし、国内有望選手の情報を幅広く集める方針を固めたという。

Jリーグ関係者は「常駐する専任のスカウトというのは聞いたことがない」と話すなど、欧州ビッグクラブで極めて異例の試みだ。

近年、多くの有望株が20歳前後で欧州に活躍の場を移している 。FW浅野拓磨(22)=シュツットガルト=、久保裕也(22)=ヤングボーイズ=、MF南野拓実(21)=ザルツブルク=らはJリーグで10代から出場機会を得てステップアップ。

一方でMF長沢和輝(24)=現千葉=は14年に専大から当時ドイツ2部の1FCケルンに入団。
MF金城ジャスティン俊樹(19)はJFAアカデミー福島を卒業後に渡独し、16年に同2部のデュッセルドルフと契約するなど、Jクラブを経由しないケースも増えている。

マンチェスターUは伝統的に若手育成に力を入れ、アカデミーからギグスやベッカム、スコールズら多くのスーパースターを輩出した。
ただ、ここ数年は育成面で苦戦が続き、スカウト部門の強化に着手。
トップ選手はもちろん、さまざまなカテゴリーの隠れた逸材にも目を配るスカウトの常駐は、日本市場に対する期待感の表れだ。

アジアとは深い関わりもある。12年にクラブが発表した市場調査の統計によれば、
世界で最も多い約6億5900万人のファンの半分にあたる3億2500万人がアジア圏に集中。

かつて香川や元韓国代表MF朴智星氏(35)が所属し12年に香港オフィスを設立するなどアジア戦略を進めてきたことで、抜群の人気を誇っている。

日本でも日本語版の公式サイトやツイッターを運営し、スクール開催や親善試合での来日など、幅広く普及活動に取り組んできた。多くの日本企業ともスポンサー契約を結ぶ。

時間をかけて築いてきた良好な関係の上に魅力ある選手を獲得できれば、強化やファン層拡大も期待される。日本サッカー界にとっても、20年東京五輪やその次の世代が世界最高峰のリーグを経験できる可能性が、これまで以上に広がることになる。

◆マンチェスター・ユナイテッド 1878年、英マンチェスターの鉄道員を中心に同地に創設。本拠地はオールド・トラフォード(7万6212人収容)。
2007~08年シーズンに3度目の欧州CL制覇。愛称は「レッド・デビル(赤い悪魔)」。現在の監督はモウリーニョ氏(53)。

スポーツ報知 12/7(水) 5:42配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161206-00000262-sph-socc 
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