1:YG防衛軍 ★@\(^o^)/:2016/10/12(水) 16:24:42.28 ID:CAP_USER9.net
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サッカー史において「スーパーゴール」と呼ばれるものはいくつも誕生してきたが、その中でも別格の扱いを受ける得点がある。今回は世界のサッカーを網羅するQoly編集部が、サッカー史に残る「究極の超スーパーゴール」を10個セレクトする。選出の基準は、「再現不可能」かどうか。驚異的な個人プレー、あるいは傑出したチームプレーのどちらでも構わないが、「こんなゴールは二度と生まれないだろう」というものをそれぞれ選んでもらった。それでは早速見ていこう。

1. ダビド・シルバ(スペイン代表)



試合日:2010年6月8日
試合情報:国際親善試合 スペイン代表 対 ポーランド代表
試合結果:6-0(シルバのゴールは2点目)

コメント:2000年代終盤から、世界最強の名を欲しいままにしたスペイン代表。卓越したポゼッションサッカーは世界に衝撃を与えたが、ポーランド戦で決めたゴールは「究極」と呼ぶに相応しい一撃だろう。チャビ、イニエスタ、シルバの3人はまるでテレパシーで感じ合っているかのようなコンビネーションでパスを繋ぎ、最終的にはGKを含む8人の選手を突破してみせた。最後の方はポーランドの選手も足を止めており、「もはや打つ手なしと」いった感じがこのゴールの格を上げている。ちなみに、この試合は2010年ワールドカップ前に行われた最後のテストマッチである。

2. パピス・シセ(ニューカッスル)



試合日:2012年5月2日
試合情報:2011-12 プレミアリーグ 第34節 チェルシー 対 ニューカッスル
試合結果:0-2(シセのゴールは2点目)

コメント:変態的個人技としては吉田麻也がPSV戦で決めたボレーと迷ったが、こちらにした。異常としかいえない軌道を描いたシュートについては、シセ本人さえどうやったか分からないと述べており、おそらく再現は不可能。

3. アレックス・アウヴェス(ヘルタ・ベルリン)



試合日:2000年9月30日
試合情報:2000-01ブンデスリーガ 第7節ヘルタ・ベルリン 対 ケルン
試合結果:4-2(アレックス・アウヴェスのゴールは1点目)

コメント:ヘルタ・ベルリンというクラブは規格外のブラジル人を獲得することが多い。キック力のロニー、全体的に隙のなかったマルセリーニョ・パライーバらが知られている。だが、かつてヤンチャなストライカーが一人いたことを思い出してほしい。彼の名はアレックス・アウヴェス、なんとキックオフゴールを決めブンデスリーガの年間最優秀ゴールに輝いている。その距離は52m、サッカーをプレーしたことのある者なら一度は夢見た一撃を決めて見せたのだ。モニター越しに「お前はキャプテン翼か!久保嘉晴か!」とつっこまずにはいられなかった。なお、ブラジル人でいえばリカルド・オリヴェイラもキックオフゴールを決めたことがある。悲しいながら、アウヴェスは2012年、骨髄の疾患を患い37歳の若さでこの世を去っている。

4. アヤンダ・パトシ(ロケレン)



試合日:2012年11月9日
試合情報:2012-13 ジュピラーリーグ 第15節 ロケレン 対 スタンダール・リエージュ
試合結果:2-1(パトシのゴールは1点目)

コメント:ボールを落とすことなく3人でつなぎ、最後はスーパーなボレーで沈める…TVゲームであってもまず再現できないであろうプレー。ちなみに、ゴールを守っていたのは川島永嗣だ。

5. ロベルト・カルロス(ブラジル代表)



試合日:1997年6月3日
試合情報:1997 トゥルノワ・ド・フランス代表 対 ブラジル代表
試合結果:1-1

コメント:「ぶつりのほうそくがみだれた」…まるで、ファイナルファンタジーのような一撃。当時のボールは今の無回転シュートが生みやすいものと違い、大きな変化をさせられるのはごく一部だった。独特のステップを刻む助走から繰り出される破壊力抜群のフリーキックに、ゴールキーパーのファビアン・バルテズは一歩も動けなかった。
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