1: 2016/10/06(木) 00:37:30.82 ID:CAP_USER9
日本代表を率いるヴァヒド・ハリルホジッチ監督は、「A代表は全ての選手に開かれている」という旨の言葉を記者会見でよく話す。

これは、世界中でプレーする日本人選手に向けたメッセージである。

実際にハリルホジッチ監督はルーマニア1部アストラ・ジュルジュでプレーする瀬戸貴幸を今回のワールドカップ予選に向けた予備登録リストに加え、先日はブルガリア1部のPFCベロエ・スタラ・ザゴラに所属する加藤恒平をチェックしていることも明かした。

そんななか、ハリルホジッチ監督もつい視察を送りたくなるような結果を残している選手がフィリピン1部リーグにいた。

その選手の名は、嶺岸光だ。

嶺岸は1991年6月5日生まれの25歳。

日本国籍の父親とフィリピン国籍の母親を持つハーフで、聖和学園高校から仙台大学へと進学。本職はFWで、2014年からフィリピン1部グローバルFCでプレーしている。

フィリピンでの3シーズン目を過ごしているそんな嶺岸だが、今季の活躍がとにかく凄い。

ここまでリーグ戦で17試合に出場し17ゴール!7月14日から8月20日かけて4試合で8ゴールを叩き出すなど、チームの得点源として躍動しているのだ。

フィリピンのFIFAランキングは125位。

クラブレベルでも日本や韓国とは力の差が小さくなく、現状のランキングでは1部リーグで優勝してもAFCチャンピオンズリーグに出場することはできない(AFCカップに回る)。それでも、1試合1得点ペースというのはかなりの数値だ。

現地では"Pika Minegishi"の愛称で親しまれている嶺岸。

そんな嶺岸をフィリピンに誘ったのは、実はフィリピン代表MF佐藤大介であるという。以前お伝えした独占インタビューの中で、佐藤は以下のように話していた。

佐藤 大介

「あとは、日本人の嶺岸光がいますね。

まだ彼はパスポートがありませんが、代表では良い戦力になると思います。実は僕が彼をフィリピンに連れて来たんですよ(笑)。

仙台大学時代から一緒に左サイドでプレーしていて、僕がサイドバック、彼がサイドハーフで。

彼がフィリピン人ハーフだと知っていて、グローバル(以前所属していたフィリピンのクラブ)の社長に紹介したんですよ。そしたら、お前を信じるから連れて来いと言われたわけです。

そこで、嶺岸に飛行機のチケットを用意しているから、明日フィリピンに来いって言いました(笑)。今では凄く飛躍して、チームの主力です」

その活躍が認められ、今では佐藤同様フィリピン代表入りも噂されているのだとか。

優勝のかかった重要な試合で、グローバルFCはラオスFCに7-0と大勝。嶺岸もハットトリックをマークしている。

試合後、嶺岸はInstagramを更新した。キャプションに記された「サッカー続けてて良かった」というメッセージから、これまでの苦難が窺える。

また、嶺岸によれば現在チーム内で得点&アシスト王であるようで、#たぶん今シーズンMVP勝手に言っちゃう^_^ というハッシュタグを付けている。

公式サイトに記述がないので参照しようがないが、おそらくはリーグ全体の得点ランキングでも上位につけているはず。来シーズンは大きなステップアップを果たし、他のチームでプレーしているかもしれない。

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http://qoly.jp/2016/10/05/who-is-hikaru-minegshi?part=3
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