1: 名無し@サカサカ10 2021/10/22(金) 17:27:34.41 _USER9
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欧州の舞台での大敗は、初めてではない。だが、完敗した相手がワールドクラスのメガクラブではないだけに、カルチョの国で批判を浴びるのは当然だ。

 10月21日のヨーロッパカンファレンスリーグ・グループステージ第3節で、ローマはノルウェーのボデ/グリムトに敵地で1-6と大敗した。ジョゼ・モウリーニョ監督が大幅なターンオーバーを断行して臨んだ一戦で、屈辱的な黒星を喫している。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、「歴史的醜態、終わりなき恥。最初から最後まで支配したボデに、ローマは1-6で結果・内容ともに恥ずべき完敗を喫した」とこき下ろした。

「欧州におけるローマの歴史で困惑の黒星はすでにあったが、マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナ、バイエルンのようなチーム相手に大敗するのと、UEFAランキングで218位のチーム相手に喫するのとは別物だ。とにかく、ローマはひどく醜く、乱雑だった」

【動画】ローマを粉砕し、ドレッシングルームで大はしゃぎするボデの選手たち

 同紙は「ローマはプレーも個々も、何も機能しなかった」と指摘している。

「モウリーニョの言葉、そしてこれまでの選択は、ひどく真実なのだと示している。ローマは悪くつくられた。限界があり、一部の選手たちはモウリーニョの戦術にまったく役立たない」

 指導者として1008試合目にして、初めて1試合6失点を喫したというモウリーニョは、「わたしのせいだ。このメンバーで戦うと決めたのはわたしだからね」と、“責任”を負うと述べた。

「いつも同じメンバーで戦えるならそうする。だが、わたしは大きなリスクを背負って変更した。ウチのスタメンと控えには大きな差があるからだ。一部選手の限界は分かっていたが、違う回答を期待していた。決めたのはわたしだ。だから、責任はわたしにある」

 カリスマ指揮官は「多くの限界があることは分かっていた。チームの最初の12、13選手とそれ以外とでは別物だ。唯一良かったのは、これでいつも同じメンバーで戦う理由が聞かれなくなることだけだよ」と続けた。

「ウチの“メイン”のチームはよくやっている。セリエAでももっと勝点を得るにふさわしい。素晴らしいメンタリティで、いつも良いプレーをしてきた。次戦もそのメンタリティで戦う。この歴史的敗戦の重圧もあるだろうね。この大敗の前から、わたしは内部でウチの限界を言ってきた」

 層の薄さを公に話したモウリーニョを批判する声もある。『calciomercato.com』のステーファノ・アグレスティ記者は、「すぐに選手たちに責任を負わせ、彼らに屈辱を与えて自分を救った」と、指揮官の発言を「悲しい」ととがめた。

「ボデ戦に出場した選手の多くは昨シーズンのスタメンだった。1年前のチームは確実に今季のチームより悪かった。だから強化に9000万ユーロ(約112億5000万円)を投じたのだ。これだけ補強し、年俸700万ユーロ(約8億8000万円)の監督がいて、ボデに1-6で敗れるなどあり得るか?」

 同記者は「一部選手のクオリティ不足に責任を課すのではなく、自分のチームがやってしまったことをモウリーニョは恥じるべきだ」と続けている

「(前監督パウロ・)フォンセカのローマも6失点したが、少なくとも相手はユナイテッドだった。そして(オーナー一家の)フリードキンはそのとき新戦力や新監督に大金を費やしていなかった」

 熱狂的なローマの街は、愛するチームが北欧の地で屈辱にまみれたことに怒っているだろう。24日のセリエA次節、開幕8連勝で首位に立つナポリとのホームでのビッグマッチで、モウリーニョとチームは巻き返すことができるだろうか

サッカーダイジェスト 2021年10月22日 15時11分
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/21070415/ 

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