204: 2016/06/08(水) 23:32:45.62 ID:ZjlQxG8S0
レスター岡崎が号泣FW浅野に緊急提言! 消極的横パスの改善には「海外に行くしかない」

 岡崎も先発出場した7日のキリンカップ決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で日本は、前半28分にMF清武弘嗣(ハノーバー)のゴールで幸先良く先制しながら、バヒド・ハリルホジッチ監督が強調するデュエル(1対1の競り合い)での脆弱性を、フィジカルに優れるボスニア相手に露呈。不用意な守備からの失点と決定力不足を露呈し、1-2の逆転負けを喫した。7-2で大勝した3日のブルガリア戦では開始3分に電光石火のヘディング弾を決めた岡崎も、この日は沈黙。代表通算49得点を誇るエースも決定力の向上は永遠の課題と指摘し、決定力不足とデュエルの面でレベルアップするためには、海外リーグ挑戦が近道になると指摘している。

「(シュートの課題は変わらずだが)まあ、でもそれは日本人にない部分なので。それを感じるのは当然のこと。(解決のために)一つのプランでいうと海外に行くこと。もう一つはCBが早くそのレベルに行くというのもデカいかな。それくらい球際のところで激しくプレーすればレベルが上がるはず」

 ボスニア戦では1-2のビハインドで迎えた後半ロスタイムに、FW浅野拓磨(広島)がエリア内右でチャンスを迎えたが、シュートではなくゴール前へのパスを選択。しかしパスはDFにクリアされると、こぼれ球を詰めた清武のシュートも枠を大きく外れて同点のチャンスをフイにした。浅野は試合後に悔し涙を流したが、岡崎はシュートへの強い意識を持たなければ成長はないと厳しくダメ出し。次世代の選手たちに向けては、海外仕様への意識改革が必要だと説いている。


「日本だろうが海外だろうが決めれば勝ち」

「もっとこう練習の中でもスピードを求めるとか。個人的には昔から監督に『落ち着いてシュート』と言われるよりも、ターンしてすぐにシュートを打つ練習をした。そういう意味では、スピード感というものを意識して練習すれば、日本でも身につくことだと思う。(海外へ)行くしかないと言ったらしょうがないと思うんですけど、海外に行くって思う意欲がそれを意識させると思う。もっと速くとか、こんなんじゃ止められてしまうとか思えればいい」

 プレミアリーグを制したレスターでは、特に終盤戦はレギュラーの座をガッチリと掴んだ。同時に自信も手にした岡崎は、今では海外の選手とも差を感じなくなったと豪語。「『決めりゃいいんでしょ!』っていうのがFWだと思うので、シュートを止められたとしても、クロスで1点取ればいい。点が取れないなら未熟だと思うべき。日本だろうが海外だろうが決めれば勝ちだし、決めなければ物足りないというだけ」と語るその言葉には、貫禄さえ漂っていた。

 海外移籍のススメを受けた浅野は、ドイツの古豪シュツットガルトなどが獲得に関心を示しているとレポートされている。今の自分を乗り越えるには海外で揉まれるしかないと、プレミア王者の主力となったエースは主張していた。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160608-00010020-soccermzw-socc
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