ハリルホジッチ監督のヤル気に選手は恐々!? 長友「みんなおびえていますよ」

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FIFAランク57位の日本代表は6月3日(豊田ス)と7日(吹田S)、2011年以来5年ぶりに復活したキリン杯に挑む。今回は以前の3か国総当たりから4か国のトーナメントに進化。日本は初戦で同69位のブルガリアと対戦し、決勝か3位決定戦ではバヒド・ハリルホジッチ監督(64)の生まれ故郷で同20位のボスニア・ヘルツェゴビナか、同41位のデンマークと対戦する。9月には2018年ロシアW杯アジア最終予選を控えており、欧州強豪国との激突は最高の腕試しとなる。

 キリン杯に向けてハリル監督の鼻息は荒い。来日する3か国は、いずれも欧州の強豪国。「我々よりも強く、W杯に行ったら実際に戦う可能性のある国だ。しっかり準備をしてサプライズを起こそうと思っている」。9月から始まるW杯アジア最終予選、その先にあるW杯本番を見据え、準備に抜かりはない。

 本来の代表活動は30日からだが「選手の状態を見極めたい」と、24日からはシーズンを終えた欧州組を千葉県内に集めて事前合宿を開始した。レギュラーとしてシーズンを戦い抜いた選手、出場機会の少なかった選手と現在のコンディションはバラバラ。「負荷を調整していく」と心拍数などを計測し、初戦のブルガリア戦までに全員のコンディションを高いレベルに持っていくことが狙いだ。

 指揮官のヤル気に、DF長友は「みんなおびえていますよ」と冗談めかしながらも「いい準備をしていきたい」と意気込む。DF酒井高は「日本にとっていいテストになる大会」と闘志満々だ。合宿初日の円陣で、指揮官は選手たちにゲキを飛ばした。「2試合は必ず勝とう」。欧州勢の壁を全力でぶち破って、W杯最終予選へ勢いをつける。

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