1: Egg ★2016/05/24(火) 10:23:34.42 ID:CAP_USER9


スポーツにおいて日韓戦は異様な盛り上がりを見せる。そこには様々な背景があるが、興味深いのは韓国側が日本を強烈に意識していることだ。
韓国メディアは事あるごとに「ミニ韓日戦」を作り上げる。これはなぜなのか。韓国人記者が連載企画として論点に迫る。

■韓国で注目を集める岡崎。“日本のパク・チソン”と賛辞
 
15/16プレミアリーグが終わった。昨季チャンピオン・チェルシーの墜落、なかなか這いあがれず、不完全燃焼となったマンチェスター・ユナイテッドなど今シーズンも様々なストーリが生まれた。
数あるメルヘンの中でも最も美しかったのは、言わずとも1/5000の優勝オッズから見事な番狂わせに成功したレスター・シティであろう。2部のチャンピオンシップから昇格して2年目、そしてチーム創設から132年ぶりの初優勝は実に興味深い。

そのプレミアリーグで韓国人から注目を浴びる2人のプレーヤがいる。今季、ドイツ・レバークーゼンからトッテナムに移籍した韓国代表FWソン・フンミン、そしてマインツからレスターに移籍した日本代表FW岡崎慎司だ。
中でも岡崎への関心はレスターの優勝とともに大きくなりつつある。彼の特集記事が韓国最大ポータルウェブサイト、「NAVER」スポーツセクションのメインに掲載されたのもその証拠であろう。

もちろんドイツ・ブンデスリーガ時代のプレーを目にしたファンも多いため、もともと彼の知名度は決して低くない。だが、優勝争いが激しかったリーグ終盤のニューキャッスル戦で決めた鮮やかなオーバーヘッドや、
泥臭くゴールを狙い、体を張る守備など貢献度の高い岡崎のプレースタイルはレスターの優勝物語りに欠かせない存在という認識をくっきりとさせるに十分なものだった。

献身的なプレーから彼を“日本のパク・チソン”に称するサッカーファンもいるくらいだ(ある意味、韓国人から送られる最高の賛辞かもしれない)。
しかし彼が韓国サッカーファンから注目を浴びる理由はこれだけではない。似たポジション、同じリーグからの移籍ということでソン・フンミンとの比較も韓国サッカーファンそしてメディアには重要なネタとなっている。

「ソン・フンミンが岡崎に完勝した」と書く韓国メディア

単純に結果だけを比較するのであれば、トロフィーを手にした岡崎の圧勝だ。トッテナムも今シーズン3位の好成績を上げ、ソン・フンミン自身も(ケガで苦戦はしたものの)リーグ戦だけで4ゴールと奮発はしたが……
いくらなんでも優勝には敵わない。シーズンが終わった今でも2人に関する取り沙汰は絶えることなく、続けられている。

さて、ここで疑問を持つ読者がいるはずだ。「そもそもなぜソン・フンミンと岡崎だけが比較対象と絞られる」のか。確かに不思議なことだ。ソン・フンミンのライバルなら同年代、
同ポジションにたくさんいるはずだ。“鈍足”と呼ばれている岡崎はスピードが武器のソン・フンミンのライバルにはふさわしくない気がする。下記の記事も見てみよう。

「ソン・フンミンが日本代表FW岡崎慎司とのミニ韓日戦で痛快な雪辱に成功した(中略)岡崎とのミニ韓日戦でも気持ちのいい雪辱に成功した。
岡崎は後半スタートから出場し、ソン・フンミンの敵としてグラウンドに立った(中略)しかし軍配はソン・フンミンに上がった。決勝ゴールに1アシストを記録し、岡崎にFAカップ敗退の結果を与えた。
韓国と日本を代表する両FWの対決は結局ソン・フンミンの完勝で終わった」2016.1.21/OSEN『1G1Aソン・フンミン、ミニ韓日戦で岡崎に完勝』の記事より

この記事は1月21日、レスター対トッテナムのFAカップベスト64の再試合が終わった直後に出た記事だ。この試合でトッテナムは勝った。
ソン・フンミンはこの試合で1ゴール1アシストを決め、「後半スタートから出場した」岡崎に「完勝」したと書かれている。

>>2以降につづく

フットボールチャンネル 5月24日(火)10時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160524-00010008-footballc-socc&p=1

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