1: ネギうどん ★ 2020/10/12(月) 10:37:18.70 _USER9
今季からバルセロナを率いるロナルド・クーマン監督が、オランダのテレビ局『NOS』のインタビューに答えた。リオネル・メッシの退団要求騒動、ルイス・スアレスの放出など、就任直後からバルセロナな揺れに揺れた。その一つ一つに、クーマンは答えている。

何よりも気になるのが、メッシとの関係性だ。メッシはバルセロナの下部組織出身で、これまで在籍した期間は誰よりも長く、そしてその圧倒的なスキルと戦術眼からバルセロナの“王様”として君臨した。選手獲得や監督人事にも影響を及ぼすというこの主将と不仲では、さまざまな事態を招きかねない。

それについてクーマンはまず、「選手として、キャプテンとして期待するすべてのことを彼はやってくれている」と、現状を説明。そして、クーマンの就任が決まってからのメッシとの会談について、明かした。

クーマンは監督になる契約と結んだあと、メッシに連絡して自宅を訪問。そして、将来について話すと、メッシは明らかに不満を示したという。ただし、話し合いの末、「これからも続ける」とメッシが応じ、最終的には関係が修復したと、インタビューでは答えている。

また、アトレティコマドリードに“放出”したルイス・スアレスについても言及した。

クーマンは、「“君がバルセロナでプレーするのは非常に難しい”と素直に伝えた」という。クーマンとスアレスの間に個人的なわだかまりはなかったが、「これはクラブの選択だ」としている。

バルセロナは、チームの若返りを期待していた。そのため、“将来の選手”を多く抱えている。

17歳のアンス・ファテイ、同じく17歳のペドリ、20歳のフランシスコ・トリンコン、21歳のロナルド・アラウホだ。そして、アヤックスから新たに獲得したセルージニョ・デストも19歳の選手である。今季、アンス・ファテイはすでに3ゴール1アシストを記録するなど大活躍を見せているが、その“抜擢”はルイス・スアレスの放出と裏返しの関係にある、というわけだ。

クーマンは「スアレスのふるまいはプロとしてのものだった。別れは辛かったし、彼の涙も見てしまった」と回顧している。そしてこのスアレスの放出によって、先述したようにメッシは“爆発”したという。

クーマンはこの時のメッシに対し、「これはクラブの選択だ。あなたが失望していることを私は理解している。彼が去るのは残念だ」「ロッカールームに妻子を連れてきて、遊んでいるわけではないんだ」などと、声をかけたという。

ここまでバルセロナはメッシが全試合に先発し、クーマンとの軋轢は傍目からは感じられない。また、アンス・ファテイが華麗なプレーでチームに貢献し、ロナウド・アラウホも先発に名を連ね、ペドリやトリンコンも試合に出場するなど、若手が順調にチームに溶け込んでいる。

すでに33歳となったメッシとの、近い将来に訪れる別れを、バルセロナは見据えているのかもしれない。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/ac4640bc6c8639decf465bd3d87c4862f198c744

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