1: 2016/04/27(水) 12:28:24.20 ID:CAP_USER9.net
絶望的な内容だったベローナ戦 ブロッキ監督の能力は「前任者より下」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、25日の敵地ベローナ戦で3試合ぶりのスタメン出場を果たした。

クリスティアン・ブロッキ監督が就任して以来、初めてピッチに立つチャンスを得たものの、最下位のチームを相手に1-2と逆転負け。

ミランを長年見つめ続けるイタリア人番記者は、シルビオ・ベルルスコーニ会長就任後の30年間で「最悪の試合」と酷評している。

 元イタリア首相の名物オーナーであるベルルスコーニ会長は、シニシャ・ミハイロビッチ前監督を解任し、ブロッキ新体制を誕生させたが、ミランは復活の気配をまるで見せていない。

「ミランは今季最悪の試合だった。指導者として能力的に不十分だったミハイロビッチ監督よりも、今のブロッキ監督はさらに下を行っている。 
  
(ベローナ戦では)ドンナルンマが唯一優秀なプレーを見せ、チームを8回も救った。ミランは運動量もなかった。精神的にも、アスリートとしても見ていられない状況だ。パスを3回もつなげられず、適切な縦パスも入らない。全く勢いがなかった」

 地元テレビ局「7ゴールドTV」のパウロ・ヴィンチ記者は、ベローナ戦のチームを断罪した。

17歳の守護神ジャンルイジ・ドンナルンマがいなければ、この試合後にセリエB降格の決まったベローナを相手に大量失点を喫していたと指摘している。そしてブロッキ監督の指揮官としての能力は、ミハイロビッチ前監督以下であるとバッサリ斬り捨てている。

「今のミランではフロジノーネも超えられない」

「チームには集中力も決定力もなかった。メネズとバッカも良くなかった。特にバッカはゴールチャンスを外して、ミラニスタを怒らせた。本田も最低の選手というわけではなかったが、それだけ。ベルルスコーニ時代で一番ひどい試合。ドンナルンマだけが救いがある。アバーテも少し良かった」

 セリエB降格を喫することになった格下相手に、痛恨の逆転負けを喫したミランは、ベルルスコーニ会長がクラブを買収後、30年間で最も悪い試合だったという。

先制点につながる強烈なミドルシュートを放った一方で、試合終了間際には2失点目の引き金となる痛恨のハンドを犯した本田については、「最低ではない」レベルだったとヴィンチ記者は語っていた。

 今季1得点3アシストと乏しい成績となっている本田の起用法について、ブロッキ監督は「本田について3番手なのか、4番手なのかと聞かれるが、ボナベントゥーラが一番手」と明言。

ベローナ戦に欠場したイタリア代表MFジャック・ボナベントゥーラが復帰すれば、ベンチに戻る可能性のある本田だが、ヴィンチ記者は「トップ下は本田」と、引き続き背番号10をこのポジションで起用することを支持していた。

 次節はセリエA19位のフロジノーネと本拠地で激突する。ベローナに続く、セリエB降格候補だが、「ミランはヨーロッパリーグ出場権も手に入れられない危険性がある。

このミランでは、フロジノーネも超えることはできない」とヴィンチ記者は手厳しい。セリエB降格危機に瀕する格下以下と評されたチーム状態のなかで、本田に出番は訪れるのか。リーグ戦は残り3試合、自身にとってもチームにとってもまさに正念場となる。

hamu

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160427-00010005-soccermzw-socc
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