1: 2016/04/27(水) 12:02:42.12 ID:CAP_USER9.net
 現地時間26日(以下現地時間)、久しぶりに独『キッカー』誌(電子版)の見出しに「Kagawa」の文字が登場した。同誌は「スランプを脱した」として香川真司(ドルトムント)にスポットライトを当て、ミヒャエル・ツォルクSDの言葉を引用して復活を称えている。

 トーマス・トゥヘル監督が指揮を引き継いだ今季、香川は前半戦こそ主力として活躍していたが、後半戦に入るとトゥヘル監督がアプローチを変えたこともあり、出場時間が減少。マッチレポートや個人採点で称えられることはあっても、香川だけに焦点を当てた記事が掲載されることはほとんどなかった。先制点を挙げ、3点目に貢献したシュトゥットガルト戦でも、独メディアの注目は1ゴール1アシストのヘンリク・ムヒタリアン。2ゴールに絡んだヘルタ・ベルリンとのドイツカップでも特に言及はされなかった。

 しかし、26日付の『キッカー』は直近のブンデスリーガ6試合で4ゴールの香川について、「一度は笑顔が失われたが、今の彼は再び輝いている」と綴り、ツォルクSDの「彼はシーズン序盤のフォームを取り戻した」とのコメントを紹介。「3月13日のマインツ戦以来、ブレーメン戦、シャルケ戦でゴールを挙げたほか、ハンブルガーSV戦、ポカールのヘルタ戦ではアシストも決めている。年が明けてから出場機会が減っていたが、これでチームにとって大いに価値のある選手であることを示した」としている。

 ツォルクSDは「真司は歯を食いしばり、緊張感を持って取り組んでいた。彼は非常に良く機能しており、ボールさばきも確かだ」と香川を評価。同選手はバイエルン戦や、リヴァプール(イングランド)とのヨーロッパリーグ準々決勝ファーストレグのような重要な一戦で出番がなかったが、このところは3試合連続フル出場。『キッカー』は、香川が自身の起用に消極的だったトゥヘル監督からも信頼を勝ち取ったとし、以下のように記事を締めくくっている。

 「『真司は出場機会が減ったことに不満を持っていた』、ツォルクSDはそう語る。しかし、香川はふてくされることなく、最善の策で応じた。ゴールとアシストという形で」。

 ブンデスリーガでプレーする数多くの選手のなかからピックアップされ、復活を称えられた香川。ドイツ屈指のサッカー専門誌が注目したということは、同選手の輝きがドイツサッカーという大きな枠のなかで認知されているということになる。

hamu

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160427-00000010-ism-socc
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