1: 伝説の田中c ★ 2020/08/13(木) 20:30:05.60 _USER9
日本サッカーは「ゴールキーパー(GK)後進国」であると言われている。特にW杯4大会連続でメンバー入りした川口能活と楢崎正剛の2人が引退して以降、弱点の一つとして指摘されてきた。

日本人の身長、GK人気の低さ、GK人口とGK専門コーチの少なさに、GKの練習に適さない土のグラウンドといった様々な環境因子に加え、2010年のW杯南アフリカ大会でこそ好パフォーマンスを見せた川島永嗣が、2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会とミスから失点したこともあり、世界と戦う上で“足りない部分”として認知されていることは間違いない。しかし、今後はその認識が大きく変わる“明るい未来”が待っているかもしれない。

現在、森保ジャパンで最も多くの試合でゴールマウスを守ってきたのは権田修一(ポルティモネンセ)であるが、彼もすでに31歳となった。今後の日本代表の正GKを考えた際、真っ先に名前が挙がるのが、昨年のコパ・アメリカに出場した大迫敬介(サンフレッチェ広島)だろう。

1999年7月28日生まれの21歳。アンダー世代から年代別代表に選ばれ続けた秀英で、トップ昇格2年目の2019年に一気にレギュラーに定着した。抜群の反射神経を持っているが、決して派手なセーブを連発するタイプではなく、冷静な判断とポジショニングの良さでゴールマウスに鍵をかける。身長187センチと高さも十分で、物怖じしないメンタルの強さも魅力で、21歳とは思えない安定感をすでに身に付けている。

だがこの大迫も、うかうかはしていられない。なぜなら大迫よりも下の世代が“ハンパない”からだ。その逸材が、浦和レッズの鈴木彩艶(スズキ・ザイオン)である。2002年8月21日生まれの17歳。ガーナ人の父と日本人の母を持ち、アメリカ生まれ埼玉育ち。何より目立つのが189センチ、91キロという、どのスポーツでもワールドクラスになれるサイズ感。長い手足によってゴール前での威圧感は圧倒的だ。

シュートに対する反応も鋭く、キャッチした後には飛距離抜群のパントキック、あるいは超強肩スローイングでカウンターを発動させる。小学生の頃から浦和の下部組織で育ち、15歳でU-17W杯、16歳でU-20W杯のメンバーに飛び級で選出。東京五輪のメンバー入りだけでなく、現在34歳の西川周作からレギュラーを奪い取った際、成長速度はさらに早まることになるだろう。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/19a67bf42d324f08e9ff04822b3fe2b823c61e05

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