“悪童”ナインゴラン、新型コロナ感染拡大で心境に変化？「今は50歳まで現役を続けたい」

カリアリに所属する元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが22日、クラブのインスタグラム上でライブ中継を行い、自身の近況について明かした。

今シーズンから古巣のカリアリでプレーする31歳のナインゴラン。ここまでリーグ戦21試合に出場、5ゴールを決めるなど好パフォーマンスを示してきた。そんな中、イタリア北部を中心として新型コロナウイルスが猛威を振るい、セリエAは中断。選手やチーム関係者の感染も確認されるなど、深刻な状況となっている。

イタリア全土において外出制限が命じられ、選手も全員自宅などで待機を続ける中、ナインゴランはカリアリのSNSアカウントを通じてファンにメッセージを発信。自身の近況を報告した。

「俺は心配していない。こんな生活スタイルは俺向きじゃないが、連絡が来るまで自宅でトレーニングを続ける。ずっと家にいると、ものすごく退屈になってくる。プレイステーションでチームメートと遊んだりして、時間をつぶすようにしている。昨日は娘とケーキを作ったが、微妙な出来だった。それからたまにDJをして時間を過ごしているよ」

過去に喫煙を巡ってベルギー代表の招集を見送られたり、大晦日に泥酔状態でタバコを吸いながら暴言を吐いてローマ退団に追い込まれたりと、自由奔放な“悪童”のイメージが強いナインゴラン。だが、今回の経験を経て、長い選手生活を志し始めたようだ。

「この隔離生活が終わり次第、かつてのように楽しい夜を送りたい。こんな時間をずっと過ごした今、50歳まで現役を続けられることを願っている」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00010028-goal-socc