1: Egg ★ 2020/03/27(金) 14:43:24.08
かつて日本代表を率いたイタリア人監督のアルベルト・ザッケローニは、現在の新型コロナウイルスの危機を受け、9年前に発生した東日本大震災が起きた日本を振り返った。

3月25日付のイタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューで、ザッケローニは、「この新型コロナウイルスの悲劇は、2011年の日本での地震とその後の原発事故をよく思い起こさせる」と述べた。

「当時、私はあそこで家に閉じこもっていた。窓から外を見て、砂漠だったよ。人々は何時間も地下鉄に閉じ込められた。ひどい瞬間、ひどい日々だった。徐々に普通に戻っていったんだ。

だが、この非現実的で悲劇的な状況は終わりがないかのようだ。私は今、中国や日本、UAEと、指揮を執った国々から連帯のメッセージを受け取っている。それはうれしいことだ」

イタリアの人々は、感染拡大を防ぐために家にいることを求められている。もともとインドア派ではないというザッケローニも、「そうしなければいけない」と強調した。

「家族といることをより楽しんでいるよ。この悲劇的な状況における唯一の利点だ。98歳で私より元気な父との時間を楽しんでいる。ただ、家の中でしっかり閉じ込めているがね。私は、我々の大半が(ウイルスを)もらっていたんじゃないかと感じる。妻も息子も、胸の圧迫感にまぶたの腫れ、軽い頭痛と、これまでなかったおかしな症状があった」

感染が拡大する前を振り返り、「サッカー界はもっと早く中断すべきだった」と語るザッケローニは、いずれ再出発の時が訪れるともコメント。そのうえで、「その時は人々との関係、毎日の生活、サッカーやスポーツを見られる喜びと、すべてがより激しいものになる」と述べ、延期が決まった東京オリンピックにも言及している。

「安倍首相がオリンピックに『ノー』と言ったことは喜ばしい。それで正しいよ。世界的なお祭りでなければならない。すべての国が参加すべきだ。スポーツの再生となるだろう」

さらにザッケローニは、かつて自身が指導した“教え子”へも想いを馳せた。

3/27(金) 6:11配信 サッカーダイジェスト
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200327-00010005-sdigestw-socc

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