[1.26 リーガ・エスパニョーラ第21節 ソシエダ3-0マジョルカ]

リーガ・エスパニョーラは26日、第21節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカがソシエダに0-3で敗れた。降格圏転落こそ免れたが、上位チームを相手に良いところを見せられずに完敗。久保は2試合続けてベンチスタートとなり、後半26分からピッチに立った。

マジョルカは前半9分、FWラゴ・ジュニオールの強烈なミドルシュートが相手GKアレックス・レミーロを襲い、波状攻撃が始まるもゴールには至らず。ソシエダは41分、左サイドからのクロスを胸でトラップしたFWアレクサンデル・イサクがハーフボレーで狙ったが、GKマノロ・レイナのビッグセーブに阻まれた。

ハーフタイムはスコアレス。ところが後半開始早々の1分、ソシエダがスコアを動かした。左サイドを攻め上がったDFアイエン・ムニョスのクロスがファーに流れると、MFポルトゥがワンタッチで折り返し。これに反応したA・イサクが強烈な飛び込みからダイレクトシュートを押し込んだ。

ソシエダはさらに後半13分、右サイドからの浮き球パスに反応した途中出場FWアンデル・バレネチェアのボレーシュートがDFフラン・ガメスの足に当たって軌道が変わり、このボールがゴールマウスに吸い込まれて2点目。同20分過ぎ、ここでようやく久保がピッチ脇に呼ばれ、プレーが切れた26分にL・ジュニオールとの交代で左サイドに入った。

久保は中盤までボールを受けに下がり、何度かファウルをもらって時間をつくったが、次の得点もソシエダ。途中出場MFアドナン・ヤヌザイを起点とした攻撃からFWマルティン・ウーデゴーアが強烈なシュートでレイナを強襲すると、跳ね返りに反応したポルトゥがワンタッチで押し込んだ。

なんとか一矢報いたいマジョルカは久保が右サイドにも顔を出すようになり、あらゆる攻撃を牽引。やや推進力を取り戻し、セットプレーを中心にゴールに迫る場面もあった。しかし、落ち着いたボールポゼッションで時間を使ったソシエダはしたたかに試合を締め、そのままタイムアップ。ソシエダは5位のA・マドリーと勝ち点2差の6位に浮上した。
2020-01-27_04h49_04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-43477591-gekisaka-socc
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