1: 砂漠のマスカレード ★ 2019/12/11(水) 21:14:15.66
CL最終節前、リバプール公式サイトで注目選手として評価

ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は、現地時間10日にホームで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節のリバプール戦にフル出場。MF奥川雅也も後半30分から途中出場したものの、ゴールには絡めずチームも0-2で敗戦し、決勝トーナメント進出はならなかった。それでも、リバプールのクラブ公式サイトで「最高の選手」との評価を受けていた力を見せつけた。

ザルツブルクは昨季CL王者リバプール相手に勝利すれば、自力でグループステージ突破を決められる状況で最終節を迎えた。そして南野は敵地アンフィールドでの第2節(3-4)で鮮やかなボレーシュートを決めたこともあり、注目される存在となっていた。試合前、リバプール公式サイトはオーストリアのサッカー専門誌「ballesterer」のモリッツ・アブリンガー氏に話を聞く形で、試合を展望。そのなかでアブリンガー氏は次のように語っている。

「ザルツブルクはほぼ例外なく、とてもダイナミックな選手がいて、脅威をもたらす存在だ。ホランドはもちろんのこと、タクミ・ミナミノも最高級だ。右サイドから入ってきて、ピッチをよく把握し、ゴールに絡むことができる」

欧州で注目銘柄となっているノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドとともに、試合を決定づけられる選手として注目されていた。

実際にザルツブルクは、キックオフ直後からリバプールに対してプレッシャーをかけ猛攻を仕掛ける。開始3分には高い位置でボールを奪うと、ペナルティーエリア手前で南野がボールを受ける。リバプール守備陣に囲まれたもののパスをつないで味方のミドルシュートを導き出すと、前半7分には韓国代表FWファン・ヒチャンと見事なコンビネーションを見せる。ペナルティーエリア右に流れた南野が意表をつくヒールパスでファン・ヒチャンにボールをつなぐと、シュートのこぼれ球に南野が詰めたものの相手GKアリソンに阻まれた。

CL16強は逃すも…欧州最高峰の舞台で輝きを放つ

奮闘していたザルツブルクだが、後半11分、元ザルツブルクの2人に仕事をされる。セネガル代表FWサディオ・マネからMFナビ・ケイタのヘディングシュートで先制を許した。その直後、ザルツブルクの焦りをリバプールのエース、エジプト代表FWモハメド・サラーが見逃さずに抜け出すと、右サイドの角度がない位置から追加点を決めた。

勝利に向けて3点が必要となり、絶望的な状況となったザルツブルク。それでも南野は後半27分、ファーサイドからのクロスを受けて際どいシュートを放つなど、アタッカーとしての高い能力を見せたと言えるだろう。

CLベスト16進出は逃したものの、欧州最高峰の舞台で輝きを放った南野。
グループ3位となったザルツブルクはUEFAヨーロッパリーグに回るが、新たな舞台での躍進に期待したいところだ。
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191211-00233834-soccermzw-socc
12/11(水) 16:30配信

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