1: 2016/03/22(火) 12:12:00.25 ID:CAP_USER*.net
ハリルジャパンはロシアW杯アジア2次予選アフガニスタン戦(24日)、同シリア戦(29日、ともに埼玉)に向けて21日から合宿を開始する。

すでに9月から始まるW杯最終予選進出は確実な状況のなかで、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)はエースFW本田圭佑(29=ACミラン)ら主力選手の高齢化を懸念。
ロシアW杯本番に備えて世代交代を加速させていく方針を明かしている。その主役となるのは“関西勢”だ。

2015年の3月に就任したハリルホジッチ監督は、当時から世代交代を強調。
初戦となった国際親善試合チュニジア戦に向けたメンバー発表でベテランMF遠藤保仁(36=G大阪)を選外とし「彼は日本のレベルを上げてくれたが、リストに入っていない。私はロシアへの準備をしている」と新方針を明言した。

その後もJ1得点王のFW大久保嘉人(33=川崎)や12年連続2桁得点のFW佐藤寿人(34=広島)ら実力者を含め30歳を超える選手は招集せずに、若手優先でメンバーを選考。

ときにはJリーグでポジションを確保できていない選手を抜てきするなど、露骨な“若返り策”にサッカー界から不満の声も出ている。

それでも指揮官は「大久保はたくさん点を取っているが、すでに年齢の高い選手だ。
われわれの目的はW杯であり、そこを見据えている」と語った上で「私の情熱をすべて注いで(日本代表を)勝利に導きたい。18年W杯ロシア大会に向かって、これが私の道というのを見せたい」と、初志貫徹を宣言している。

そんなハリルホジッチ監督が就任して約1年。これまでチームを支えてきたエースFW本田をはじめ、
FW岡崎慎司(29=レスター)、DF長友佑都(29=インテル)は本大会イヤーに32歳となり、
守備の要DF吉田麻也(27=サウサンプトン)も30歳、キャプテンのMF長谷部誠(32=Eフランクフルト)は34歳と高齢化が進む。

W杯本番に向けて危機感を募らせている指揮官は「日本の将来に関しては心配している。
若い選手をもっとJリーグで出してほしい。ホンダ、シンジ…その後だ。
彼らに代わり得る選手は誰なのか。いないというのが不安だ」と懸念。今後、さらなるチームの若返りを加速させる方針だ。

五輪出場を逃したなでしこジャパンも失敗した世代交代。9月以降にもリオデジャネイロ五輪に参加するU―23世代を完全融合し、大胆な入れ替えを実施していく。特に前出の30歳を超える主力選手だけではなく、不振の続くMF香川真司(27=ドルトムント)も含めた壮絶な“サバイバル”が始まりそうだ。

hamu

東スポWeb 3月22日(火)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160322-00000009-tospoweb-socc
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