1: 名無し@サカサカ10 2019/11/01(金) 05:41:51.26
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「タイの選手だって同じことをしていたよ!」

 11月中旬に再開されるカタール・ワールドカップ・アジア2次予選。目下3連勝中の日本代表は11月14日にキルギスとのアウェーマッチに臨む。

 全8グループのなかで、もっとも熱いバトルが繰り広げられているのがG組である。なにせタイ、ベトナム、インドネシア、マレーシアとただでさえライバル意識の強い東南アジア4か国が一堂に会しているのだ(もうひとつはUAE)。3試合を終えて勝点7でタイとベトナムが並び、得失点差1の差でかろうじて前者が首位に立っている。

 11月19日、そのタイとベトナムがふたたび激突する。大一番を前に、ベトナム代表を率いる韓国出身のパク・ハンソ監督が地元メディア向けの記者会見に登壇し、とある人物の発言に噛み付いた。ほかでもない、前日本代表監督で現在タイ代表の指揮を執る西野朗監督だ。米ネットワーク『Fox Sports Asia』が伝えている。

 事の発端は、両国の前回の対戦後にあった。9月5日にバンコクで行なわれた試合はともに決め手を欠く大味な展開で、スコアレスドローに終わる。ゲーム終盤、アウェーの地であからさまに引き分け狙いだったベトナムに対して、西野監督はタイ地元紙のインタビューで次のような苦言を呈していた。

「ベトナムの選手は私の目の前で意図的に倒れ込み、時間稼ぎをしていた。私は良くない日本語で早く立てと促したんだが……。このような振る舞いは、平均か平均以下のレベルの国でなされるものだ。彼らは90分間のうち、50から60分くらいしかプレーしていないんじゃないかな。サッカー先進国は最大の効果を引き出すため、選手たちは常に最善を尽くす。あのようなアンプロフェッショナルな選手がたくさんいれば、サッカーの進歩は望めない」
 このコメントを受けて、いまやベトナム国内で絶大な支持を得ているパク監督が、強い口調でこう反論したのである。

「ウチの選手に対するタイ代表監督の言葉を耳にした。監督というものは、対戦相手の選手に対するコメントに細心の注意を払うべきだと思う。他者を批判する前に自分たちの足下を見るべきなのだ。今年のキングスカップで、タイの選手たちは同じようなことをしていたわけでね。私から選手たちに、そんなこと(時間稼ぎ)をしろという指示はいっさい出していない。とうてい受け入れられない発言だ」

 9月の対戦時は試合前後に健闘を称えあい、熱い抱擁を交わしていた両指揮官。新たな火種を孕みつつ、ハノイでの宿敵対決第2ラウンドは、大きな盛り上がりを見せそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 11/1(金) 5:17配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191101-00066072-sdigestw-socc

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