1: Egg ★ 2019/07/20(土) 14:48:12.37
【ヒューストン(米国)19日(日本時間20日)=岡崎悠利】日本人で初めて「銀河系軍団」としてピッチに立つ。日本代表FW久保建英(18)が所属するスペインの名門レアル・マドリードは20日(同21日午前9時)、インターナショナル・チャンピオンズカップの初戦でドイツの強豪、バイエルン・ミュンヘンと対戦する。チームはカナダ・モントリオールでのキャンプを終え、この日にヒューストン入り。プレシーズンマッチとはいえ、久保のトップチームでのデビューは目前に迫った。

“白い巨人”の愛称とは正反対の、黒い練習着に身を包んだ久保。試合会場での前日練習も、18歳らしからぬ落ち着きぶりだった。ウオーミングアップでは、ステップを踏んでからダッシュの動きをそばで見ていたDFマルセロと談笑。実戦的な練習が始まれば、そのマルセロの前をダミーで走り、ベルギー代表FWアザールへのパスコースを作る好連係。“超”がつくスター軍団の中で、たしかな存在感を示していた。

リーグ優勝33回、欧州チャンピオンズリーグ制覇は7回。その全盛期を選手として過ごしたジダン監督は会見で久保について「質が高い。ずっとチームにいたように見える」と順応の速さを評価。「(この先)間違いなくクラブにとって大切な選手になるだろう」と、今後の伸びしろにも期待を寄せた。

今大会の3試合を通してできる限り多くの選手を起用したい考えを明かした指揮官。同日にカスティージャ(Bチーム)の1人としてクラブ公式サイトに紹介された久保も、例外ではない。昨年はブラジル代表FWビニシウスが同じ立場からデビューを果たし、トップチームまで駆け上がった。今季はBチームが主戦場となる見通しの久保にとって、今大会は絶好のアピールチャンスでもある。

日本代表として南米選手権(ブラジル)に出場していたさなかに発表された、世界最高峰への挑戦。わずか1カ月で、トップチームに交じってピッチに立とうとしている。プレシーズンマッチの位置づけながら、つい最近まで日本人がプレーする姿など想像もつかなかった場所に18歳はいる。

日本ではすでに快挙だが、求められているのは結果だ。かつて在籍した元ブラジル代表MFジュリオ・バチスタは「たとえ欧州チャンピオンズリーグを制覇しても、翌年がダメなら使い物にならないと烙印(らくいん)を押される。それがRマドリード」と、その重圧を表現した。かつて日本人が誰も経験したことのない挑戦の道を、久保が歩み出す。【岡崎悠利】

7/20(土) 14:33配信 日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190720-07200389-nksports-socc

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