1: 砂漠のマスカレード ★ 2019/06/17(月) 05:59:42.78
2019-06-17_08h52_51

現地時間16日、コパ・アメリカ2019はグループB第1節が行われ、アジア王者カタールはパラグアイと対戦した。

日本とともにアジア勢として招待を受けたカタールは、アジアカップを制した精鋭メンバーで南米最強国決定戦に参戦。アジアカップ7試合で1失点の堅守と、大会新記録の9ゴールで得点王&MVPに輝いたアルモエズ・アリ擁する攻撃陣がどこまで通用するのか。

期待感をもってコパ・アメリカ初戦に臨んだカタールだったが、開始早々にパラグアイから洗礼を受ける。左CKからブルーノ・バルデスのヘディングがペドロ・コレイアの手に当たって早くもPK。これをカルドソがど真ん中に思い切りよく蹴り込み、パラグアイが幸先よく先制する。

出鼻を挫かれたカタールはしばらく動揺を隠せなかったが、徐々にパラグアイのプレスに慣れ、スペイン人指揮官仕込みのパスワークを発揮。16分には、ペナルティーエリア左から入れたアブデルカリム・ハッサンの低いクロスがGKとDFの間に飛び、ファーポストでハッサン・カリドとアルモエズ・アリがフリーで合わせに行くも押し込めず。同点に追いつく絶好機を逃してしまう。


42分には、浮き球パスに抜け出したアブドゥラジズ・ハテムがペナルティーエリア内右からボレーを放つも、GKロベルト・フェルナンデスが体に当てて跳ね返す。さらにアディショナルタイムには高い位置でボールを奪ってスルーパスにアルモエズ・アリが抜け出すが、シュートは再びGKフェルナンデスが防ぎ、パラグアイが1点のリードを保ったまま試合を折り返した。

ハーフタイムで選手交代を行ったのは、リードしているパラグアイ。エルナン・ペレスに代わって10番のデルリス・ゴンザレスが投入された。すると51分、ゴンザレスのパスを受けたミゲル・アルミロンがドリブルでエリア内に侵入し、ラストパスをカルドソが押し込んでパラグアイが追加点を挙げる。しかし、VARの結果、ゴンザレスのオフサイドを取られてノーゴール判定となった。

それでも56分、カウンターからペナルティーエリア手前でゴンザレスがボールを受けると、すかさず右足を一閃。強烈なシュートがゴール右隅へと決まり、パラグアイが今度こそ正真正銘の追加点を挙げた。

2点のビハインドを背負ったカタールは前半よりもパラグアイゴールに迫る回数が減り、中盤でボールを失ってカウンターを受ける場面が散見される。なかなかパラグアイの牙城を崩せずにいたカタールだが、68分にようやく1点を返す。ペナルティーエリア左でボールを受けたアルモエズ・アリがカットインして右足を振り抜くと、狙い澄まされたシュートがゴール右へと吸い込まれた。

追いついたカタールは77分、アクラム・アフィフが出したスルーパスにブーアラム・フーヒーが抜け出す。シュートはGKに当たってロハスが頭でクリアしようとするが、そのまま決まってカタールが同点に追いついた。

勢いに乗るカタールは逆転ゴールを狙って攻勢に出るが、パラグアイもカウンターからチャンスを作る。互いに疲労からスペースができやすくなり、決勝ゴールを目指して攻め合ったものの、スコアは2-2のまま動かず。アジア王者が初出場のコパ・アメリカで貴重な勝ち点1を手にした。

■試合結果
パラグアイ 2-2 カタール

■得点者
パラグアイ:カルドソ(4分PK)、デルリス・ゴンザレス(56分)
カタール:アルモエズ・アリ(68分)、フーヒー(77分)

【コパ・アメリカ日程(日本時間)】※全試合DAZN配信

■日本代表日程
グループC第1節:6月18日(火)8:00~ vsチリ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00010002-goal-socc
6/17(月) 5:54配信
グループC第2節:6月21日(金)8:00~ vsウルグアイ
グループC第3節:6月25日(火)8:00~ vsエクアドル

続きを読む