1: Egg ★ 2019/04/15(月) 22:35:33.48 ID:uOjLzgWg9
代表よりクラブ ファン気質の変化は加速していくのか
 
一方、ファン気質は変化している。1997年11月16日、ジョホールバルのスタンドを埋めたのは日本人のファンだった。
その数およそ2万人。翌年、開催されたフランスW杯には、計10万人もの日本人が駆けつけている。

その流れは2006年ドイツW杯まで続いた。ところが2010年南アW杯、2014年ブラジルW杯は、現地の治安に難があったこともあるが、駆けつけたファンはごくわずか。
2018年大会は、日韓共催W杯を除けば日本から最も近い国、ロシアで開催されるW杯で、ビザも免除されたり、列車も無料だったり、ファンにとってはまさに行き時だった。

ところがその数はわずかだった。スタンドの1割にも満たなかった。せいぜい3000、4000人という感じで、少なくとも韓国人には大きく劣っていた。

今年1月にアラブ首長国連邦で開催されたアジアカップでも日本人の少なさは目立った。日本代表を海外まで追いかけていくファンは激減の一途を辿っている。
先のコロンビア戦、ボリビア戦のスタンドを眺めれば、満員には埋まっているものの、青いユニフォームを着て歌い続けるサポーターは大幅に減った。

他方、Jリーグのサポーターは元気がいい。アウェー戦にも足を運ぶ。アジアチャンピオンズリーグでは、海外のアウェー戦にも大挙駆けつける。
アジアカップが行われたUAEは、昨年12月にクラブW杯も開催しているが、その時、駆けつけた鹿島サポーターは、アジアカップ観戦に出かけた日本代表サポーターとは比較にならぬほど多かった。

熱いのはJクラブ。サッカーファンは代表チームを一歩離れた場所から眺める傾向がある。よく言えば冷静
落ち着いている。こちらが日本代表監督を批判しても、非国民などと書き込まれるケースはかつてより減っている。

代表よりクラブ。このファン気質の変化は加速していくのか。平成から令和に移ろうとしているいま、とりあえず気にしたいポイントはここだ。

日本サッカーをこれまでリードしてきたのは代表チームだが、今度はクラブサッカーが頑張る番だ。あるべき姿は両者の拮抗した関係である。
そうでないと本物のサッカー人気は醸成されていかない。日本サッカーには少なからず変化が求められている。

杉山茂樹 | スポーツライター

4/15(月) 11:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugiyamashigeki/20190415-00121202/


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