1: Egg ★ 2019/04/10(水) 00:53:43.46
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長谷川(手前)のゴールで先制するも後半の序盤に失点。その後に勝ち越したのだが…。(C)Getty Images

欧州遠征を行なっている日本女子代表は4月9日、ドイツのパーダーボルンでドイツ女子代表と日本時間23時から対戦し、2-2の引き分けに終わった。
 
今年6月にフランスで開催される女子ワールドカップを直前に控えており、この活動が大会前最後の親善試合。今遠征では初戦でフランスに敗れており、同じく欧州の強豪・ドイツに対してどのような戦いを見せるのか。
 
 
注目を集めるなか、高倉麻子監督はフランス戦からスタメンを3名変更。GK平尾知佳、MFの遠藤純、FW菅澤優衣香を新たにピッチに送り出した。
 
並びはGKに平尾、最終ラインは右から清水梨紗、熊谷紗希、南萌華、鮫島彩、ボランチには杉田妃和、三浦成美、2列目は右から中島依美、長谷川唯、遠藤、最前線は菅澤となった。
 
日本は立ち上がりからパワーで勝るドイツに押し込まれる。相手のプレスを剥がせず、持ち前のパスワークをなかなか発揮できない。トップ下の長谷川が何とかボールを引き出すも、良い状態で受けられずに潰されてしまう。
 
決定機を作れないまま、前半も終盤へ。守備に回る時間が多くなったなかで、日本は相手のミスからビッグチャンスを得る。35分、ドイツのGKアルムト・シュルトが自陣でパスミス。すると、いち早くボールに反応した長谷川はペナルティエリアの外から迷わず右足を一閃。これがダイレクトでネットへ吸い込まれ、この試合初めてのシュートで先制に成功した。
 
リードを奪って持ち直したかに思えた日本。しかし、後半の立ち上がりに一瞬の隙を突かれてしまう。53分、左サイドの空いたスペースを使われると、ジェニファー・マロジャンが抜け出して右足でクロス。ゴール前の対応も遅れ、アレクサンドラ・ポップに強烈なヘディングシュートを叩き込まれた。
 
以降も防戦一方の展開となり、自陣で耐える時間帯が続く。何度がボールを奪うシーンもあったが、ビルドアップが上手くいかずに中盤より先に進めない。

だが、またしても相手守護神の失策から好機を掴む。69分、ドイツのGKアルムト・シュルトが再び自陣でパスミス。これを拾った途中出場の横山久美が右サイドを駆け上がった中島へ送ると、自らリターンを受けてネットを揺らした。

リードを守り切りたい日本だったが、今度は自分たちのミスから失点する。72分、左サイドから送られたクロスをGKの平尾が掴み損ね、スべニア・フートに押し込まれてすぐさま同点に追い付かれた。

なでしこジャパンは3点目を目指し、横山の個人技などから前に出る。だが、効果的な攻めは見せられず、決定機を作り出せない。アディショナルタイムにCKから途中出場の植木理子がヘッドでゴールを狙うも、相手DFのクリアに阻まれて勝ち越し点を奪えなかった。

このまま試合を終え、世界ランク2位のドイツとの一戦はドロー決着。日本は今回の欧州遠征を1分1敗で終え、6月のワールドカップに向けて不安を残す結果となった

4/10(水) 0:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190410-00056962-sdigestw-socc

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