1: Egg ★ 2019/02/18(月) 08:25:46.92
イタリア3部で20失点の無慈悲なゲーム
「もし週末の試合が悪い結果だったなら、イタリアのプロピアチェンツァのことを思い出してください」。

英『BBC』は17日にイタリアの珍事を紹介している。

イタリアのセリエC(3部)グループAに所属するプロピアチェンツァは17日にクーネオと対戦し、0-20で敗れた。前半終了時点で16失点。クーネオのFWヒシャム・カニスとFWエドゥアルド・デフェンジは前半だけで5ゴールを稼いだ。

一体なぜこのようなスコアになったのか。イタリア北部にあるプロピアチェンツァは深刻な財政難にあり、今季スタート時点で勝ち点8を剥奪される処分に。さらに8月以降には選手たちにまともな給料さえ支払われていないという。直帰の試合も人数不足で延期になっていた。

そのような環境で試合に挑んだプロピアチェンツァ。十分な戦力を揃えたクーネオとは対照的に、試合開始時のフィールドプレーヤーはたった7人の10代選手たちだった。19歳のキャプテンであるニコラ・シリグリアーノは監督不在のチームのマネージメントも担当。無情にも開始3分で先制されると、4分、8分、10分、15分であっという間に5失点を喫してしまった。

コンスタントに積み重ねてしまった失点は合計20点に達して試合終了。深刻な経済的危機に陥っているプロピアチェンツァは、3月11日にもイタリアサッカー連盟(FIGC)の公聴会に出席し、今後の去就を決めていくという。

FIGCのガブリエル・グラビーナ会長はこの結果に「スポーツへの侮辱」と頭を抱える。「私たちの責任はファン、健全なクラブ側の情熱、そしてこのリーグの信頼を守ることにある」と語り、「私たちが目撃した試合は最後のものになるでしょう」と悲しい結末を示唆した。

2/18(月) 7:59配信
2019-02-18_12h06_19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-29730804-gekisaka-socc

イタリア・セリエC(3部)で、プロ・ピアチェンツァが0-20で敗れる一戦があった。

今シーズン、ここまでセリエCで最下位と苦しい戦いの続くプロ・ピアチェンツァは、17日に敵地でクーネオと対戦する。サッカーは本来、先発メンバーとして11人をピッチに送り出すが、この試合でプロ・ピアチェンツァの選手としてピッチに立ったのは7人のみ。すると、開始早々から11人のクーネオに先制を許すと、その後も失点を重ねて、終わってみれば0-20の大敗を喫した。

この試合の前からすでに4試合の没収試合があったプロ・ピアチェンツァは、再び同様の事態が起きればリーグから追放されることに。この状況を防ぐために、試合が成立する最低限の選手を集めてプロ・ピアチェンツァは17日の一戦に臨む。しかし、7選手のうち、1人がクラブのマッサージ師、残りの6名が10代であり、さらにコーチ陣も不在のため主将が監督を兼任で務めたようだ。

この状況に陥った理由として、昨年8月からの給料未払いが背景にあると報じられている。これが原因で、選手やコーチ陣との契約を更新できず、ほとんどの選手やコーチがストライキを起こしている模様だ。クラブの未払いのサラリーは50万ユーロ(約6200万円)にまで膨れ上がっている。これを受け、イタリアサッカー連盟は3月11日にヒアリングを行う予定のようだ。

一方のクーネオは、この試合までここまで24試合を戦って得点数はわずかに「18」。しかし、17日の午後だけで今シーズンの得点数を上回ってしまい、総得点は2倍以上となる「38」にまで増加した。

2/18(月) 7:40配信 GOAL
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00010007-goal-socc

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