1: 名無し@サカサカ10 2019/01/11(金) 07:38:47.26
3-2で辛勝したアジアカップ初戦のトルクメニスタン戦から一夜明けた10日午前、日本代表はUAEのアブダビ市内で練習を行った。トルクメニスタン戦に先発した11人は宿舎での調整となり、グラウンドにはベンチスタートだった12人が姿を見せ、ボール回しや5対5のミニゲームなどで汗を流した。

 先制を許すまさかの展開から後半に3点を奪って逆転勝ちしたトルクメニスタン戦。ベンチから試合を見守ったGKシュミット・ダニエルは「自チームがボールを持って、主導権を握っている展開でどれだけ後ろがリスク管理できるかがGKとして一番大事な仕事」との思いを持っていた。

 前半26分に許した先制点はカウンターからだったが、相手のシュートを称えるべきスーパーゴールでもあった。PA手前から放ったMFアルスラン・アマノフのミドルシュートは無回転気味で、ブレながらゴールマウスを捉えたボールにGK権田修一は一瞬、逆を取られたような動きを見せた。

 試合後、先制点のミドルシュートについて「変な変化をしたね」と権田に声をかけたというシュミットは「権ちゃんもワンステップ、逆に動いてジャンプしていた。それだけ難しいボールだった」と指摘したが、シュートが不規則な変化をした要因として考えられるのが、モルテン社製のアジアカップ公式球の特性だ。

「Jリーグで使っているボールだと、しっかりした回転がかかっていれば変化することはないけど、今使っているボールは少し回転がかかっていても不規則に変化する。あれは難しいシュートだった」。昨年末に始まった国内合宿から試合球を使って練習しており、ボールの特徴は分かっていた。それでもやはり、あらためてその難しさを痛感させられた。

 シュミットがもう一つ指摘したのが前半18分の場面だ。トルクメニスタンの左CKからアマノフのキックに対し、権田はゴールを空けて飛び出したが、ボールはその頭上を越え、DFメカン・サパロフにフリーでヘディングシュートを打たれた。これはクロスバーを越えて難を逃れたが、これもシュミットいわく「Jリーグのボールだともう少し落ちてくるのが早い。最後にグンとちょっと伸びる感じがある」ということだ。

「この準備期間でアジャストするのは難しいと思う」。そう権田を擁護するシュミットは「権ちゃんが自分で(失点は)自分のミスと話している記事も読んだ」と、自分自身に厳しい権田の姿勢に感嘆したうえで、「W杯でも毎回、“GK泣かせ”と言われるようなボールが出てくるけど、特にこのボールは難しいと思う」と強調。一方で「自チームももっとミドルシュートを打っていっていいと思う。打てる選手もいるし、ポジティブな捉え方をすれば、そう捉えられる」と、日本としても遠めから積極的にシュートを打っていく必要性を説いていた。

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1/10(木) 20:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-17054008-gekisaka-socc

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