1: 影のたけし軍団ρ ★ 2018/12/14(金) 17:00:49.55 ID:CAP_USER9
法廷で“キックオフ”の笛が鳴った――。

2014年のサッカーW杯ブラジル大会・日本代表DF伊野波雅彦(33=J1神戸)が、
08年の北京五輪代表MF梶山陽平(33)に民事提訴されていたことが本紙の取材で分かった。

実業家X氏が運用する投資を伊野波から「月利7%の配当をする」などと勧められて始めたが、
計2500万円を失ったとして梶山は提訴。

他にも被害者がおり、被告となった伊野波は、X氏とともにその損害賠償を請求されたのだ。
元日本代表が元Jリーガーに訴えられた前代未聞の投資トラブルを詳報する。

伊野波は、FW本田圭佑(32=メルボルン・ビクトリー)、FW香川真司(29=ドルトムント)らとともに
「史上最強」とされた14年W杯日本代表のメンバーだった。

所属の神戸では今季のリーグ戦終盤からアンカーに起用され、話題を席巻した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)、
元ドイツ代表MFルーカス・ポドルスキ(33)の2大スターを後方から支えた。

一方、梶山はフル代表に呼ばれなかったものの、08年北京五輪ではメンバーだった本田、香川を差し置いて背番号10を託された“天才MF”。
だが、FC東京からJ2新潟にレンタル移籍した今季限りで現役を引退した。2人は同い年で、北京五輪のアジア予選メンバーで親交があった。

トラブルが起きた発端は昨年8月だった。裁判資料によると伊野波は梶山に対し、友人で実業家のX氏が運用する月利高配当をうたった投資に勧誘。
「大丈夫だから」「万が一の時は俺が保証する」と説得したという。

勧めに乗った梶山は同月から出資を開始し、今年1月までの間、X氏に複数回にわたって計2500万円をつぎ込んだ。
リーグ戦の最中だったが、伊野波は試合や練習に支障のないよう合間を縫い、梶山の出資の立会人を務めたという。

一方で伊野波は昨年6~9月、友人の一般男性も同じように勧誘。
「自分もある程度の額を(X氏に)預けている」「梶山も(X氏を通して)運用している」と勧めたという。

一般男性は今年3月までの間、複数回にわたり、X氏になんと総額8500万円を投じたという。ここでも伊野波は立会人を務めていた。

投資後、一時的に梶山と一般男性への配当はあったが、今年6月以降、配当が停止する。X氏が出資金を全額溶かしてしまった可能性がある。
それを受け、伊野波は6月、梶山に「元本は必ず(X氏から)返させる」と伝え、X氏に対応を迫った。

ところが、伊野波は7月、X氏から「投資リスクが顕在化して配当できない」と主張され、
梶山と一般男性への返金には「応じない」と通達される。焦りまくった伊野波はX氏を「無責任すぎる」と追及したものの、その後はX氏と音信不通になった。

事態は改善しないまま、伊野波はX氏とともに、梶山と一般男性から東京地裁に民事提訴され、損害賠償を請求された。

被告である伊野波とX氏は、原告の梶山から2750万円、もう1人の原告の一般男性から9350万円の支払いを突き付けられた。
総額1億2100万円の巨額訴訟だ。

第1回口頭弁論は今月4日、東京地裁で開かれた。伊野波、梶山はともに欠席。伊野波とX氏は原告の請求棄却を求め、争う構えを示した。

伊野波の代理人弁護士は本紙に「X氏に対する債権回収に巻き込まれた不当な訴訟であり、法的責任は一切なく、裁判所に請求棄却を求めています」と回答。
X氏側は裁判の中で「原告に配当してきた実績はあったが、投資運用の結果として利益を生み出せず、配当がかなわなくなった。
投資リスクが顕在化したにすぎない以上、法的責任を負担するいわれはない」(弁護士)と主張している。


999: 風吹けば名無し 2099/01/01(月) 00:00:0.017 ID:sakarabo1999




原告の梶山の代理人弁護士は「係争中なのでお答えできません」と回答した。

梶山側は、X氏の運用実態を疑問視しているようだ。これが事実であれば、いかがわしい投資に伊野波は“加担”してしまい、梶山も安易に乗ってしまった形だ。
X氏がうたっていた月利は7~10%といい、あり得ない高配当。ウマい話にはウラがある――と考えれば巨額のカネを突っ込むことはないはずだが…。
構図としては伊野波はX氏に“広告塔”のように利用されたとも考えられる。

次回期日は来月24日、弁論準備手続きが行われる。(一部敬称略)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181214-00000029-tospoweb-socc

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