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1: 2018/12/11(火) 19:41:21.91 ID:CAP_USER9
サッカー_02

夏の補強で積極的に動くと、一気に覚醒


先日のJ1参入プレーオフ決定戦では、破竹の勢いで勝ち上がってきたヴェルディ相手に、ジュビロがJ1クラブの意地を見せて、2-0の勝利。残留を決めてみせた。
 
 これで来年のJ1を戦う18クラブが揃ったけど、今シーズンを振り返ってみると、フロンターレが史上5クラブ目となる連覇を達成したよね。その一方で、優勝を争うライバルたちの不甲斐なさ、上位グループの競争力の欠如が目立った。

 シーズンの前半戦は独走状態にあったサンフレッチェは、途中から失速。終盤は6連敗を含む9戦勝ちなしで、前半戦の貯金を活かして2位に踏みとどまったとはいえ、ネガティブな印象のほうが強い。

 同じく上位にいたFC東京も、8月以降は急速にトーンダウン。21節から3連敗で調子を崩すと、28節まで8戦勝ちなしと負のスパイラルにハマってしまった。ラスト3試合も1分2敗の成績で、6位でフィニッシュ。期待を裏切る結果となった。

 サンフレッチェやFC東京が勢いを持続できなかったから、フロンターレが頂点に立てたという見方もできる。ただ、一年を通して浮き沈みが少なく、最も安定した力を発揮していたのがフロンターレだ。どんな状況でも、決して諦めずに全力で戦い抜いた。王者に値するチームであるのは間違いない。

 フロンターレとは対照的に、サンフレッチェとFC東京は安定感を欠いたけど、同じようなチームが今季は少なくなかったね。
 
 その最たる例がグランパスだ。
 
 開幕2連勝と好発進したけど、その後は8連敗と3連敗を含む15戦勝ちなしで、最下位が定位置に。この時点でグランパスが残留すると予想できた人は少なかったはずだ。
 
 ところが、夏のマーケットで積極的な補強に動くと、一気に覚醒する。19節のベガルタ戦から、怒涛の7連勝で降格圏を脱出。最後は勝ったり負けたりを繰り返して、辛うじて残留にこぎつけたけど、まさにジェットコースターのような戦いぶりだった。

 今季の初勝利は7節のジュビロ戦まで待たなければならなかったガンバも、同様にアップダウンが激しかった。スタートダッシュに失敗して、そのままズルズル行くかと思いきや、監督交代を機に、上昇曲線を描く。
 
 25節のフロンターレ戦からは、クラブの最多連勝記録タイの9連勝を達成。新記録がかかっていた最終節はレイソルに完敗したものの、一時は降格の危機に怯えていたチームが結局9位でシーズンを終えることができた。

12/11(火) 19:25 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181211-00051340-sdigestw-socc
 “らしい戦いぶり”で接戦をモノにしたけど…

ある意味、不安定なチームがリーグを盛り上げたのかもしれないけど、例年にないほど熾烈を極めた残留争いも、今季のトピックのひとつだ。
 
 冒頭で触れたJ1参入プレーオフに回る16位を巡って、最後は勝点41で5チームが並ぶ大混戦。結果的に、得失点差でジュビロが16位になったけど、「実力が拮抗していた」という表現には違和感を覚えるね。
 
 むしろ、「ドングリの背比べ」という感じだ。この現象が優勝争いで起こっていればよかったんだけど、下位でいくら争っていても、レベルが下がっているとしか思えない。

 ちなみに、今さらながら、このプレーオフというシステムもどうなのかと思う。勝ち上がりによってはJ2の6位がJ1に昇格できるけど、これではなんのためにリーグ戦を戦っているのかという疑問もわいてくる。
 
 どうせプレーオフを導入するなら、それこそ今回のように、J1の下位で勝点が並んだチーム同士で、残留争いに決着をつければいいんだ。得失点差は置いといて、あくまでも重視するのは勝点。そのほうが分かりやすいと思うけどね。

 一方、J1で最下位のV・ファーレンは、明らかに戦力的に厳しかったと言わざるを得ない。降格も致し方なしといったところだろう。17位のレイソルは、人事に問題があったような気がする。成績不振で更迭した監督を強化部にスライドさせたけど、普通ではあまり考えられない。
 
 個人的な見解では、現場の士気が下がってもしょうがないと思う。厳しい言い方をすれば、落ちるべくして落ちた、という感じだ。

 明るいニュースのひとつは、アントラーズのACL初制覇か。昨年のレッズに続き、日本勢が2シーズン続けてアジアを制したことになるけど、ただ手放しでは喜べない。
 
 決してアントラーズの優勝に水を差すつもりはないけど、中国や韓国勢に以前のような勢いがないのは事実。それが原因でアジア全体のレベルが下がっている可能性は否定できないよ。

 確かに、今大会のアントラーズは“らしい戦いぶり”で接戦をモノにした。金崎や植田らレギュラー格を移籍で失っても、チーム力を落とさず最終的にタイトルを掴み取った。そこはもちろん評価したい。

 でも、J1では3位に食い込むのがやっと。ACLでも横綱相撲をしていたわけではない。今のアントラーズは発展途上。だから現状に満足せず、さらに上を目指して、より強い集団になってほしいよ。 

引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1544524881

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