1: Egg ★ 2018/11/27(火) 16:31:31.35 _USER9
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは今夏のJリーグ移籍後も、ピッチで見せるビッグプレーが故郷スペインをはじめとした世界各国で注目を集めている。

そんななかで、スペインのテレビ局「ラ・セクスタ」がイニエスタのインタビューを敢行。全国紙「マルカ」によると、バルセロナ時代、永遠の宿敵レアル・マドリード勢とスペイン代表で“亀裂危機”にあったと明かしている。その張本人とは――。

イニエスタらが主力時のスペイン代表は、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)制覇に欧州選手権2008、2012連覇など正真正銘の「無敵艦隊」として世界に君臨した。ただその時期、常に一枚岩だったわけではないようだ。「皆さんはバルセロナとレアル・マドリードが快くない状況であったことを知る必要はないんだけど」と切り出したイニエスタは、このように続けた。

「その鍵となる要素はモウリーニョだったんだ」

優勝請負人としてカリスマ指揮官となったジョゼ・モウリーニョがレアルの監督に就任したのは2010年夏のこと。当時ペップ・グアルディオラ監督の下で完成の域を迎えつつあったバルサのポゼッションサッカーに、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長が対抗するため、規律と闘争心、ショートカウンターで仕留めるポルトガル人指揮官を招聘した。

実際、レアルは2011-12シーズンのリーガ優勝など競争力を取り戻した一方、当時助監督だったティト・ビラノバ助監督(故人)にモウリーニョ監督が“目つぶし”をするなど、バルサとのクラシコは荒れる展開となった。その当時のことについてイニエスタはこう回想する。

「バルサとマドリー間の緊張感は、代表チームと同僚の間にも大きなダメージを与えた」

「誰もがそれを理解できないほど、急進的だったんだ。人々はそれ以前までに常にあったライバル性ではなく、“憎悪”の感情を見たんだ」

そしてイニエスタは、これがラ・ロハ(スペイン代表の愛称)にも悪影響を及ぼしていたと話している。

「その雰囲気が渦巻くことで、耐えがたいものとなったんだ。モウリーニョが引き起こしたバルサとマドリー間の緊張感は、代表チームとチームメイトの間にも大きなダメージを与えたのだから」

結果的に欧州選手権2012を制したものの、暗い影を起こしていた。テクニックとともに連係プレーを何より大事にするイニエスタだからこそ、この期間の葛藤は大きかったのだろう。
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11/27(火) 14:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181127-00150407-soccermzw-socc

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