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サッカー_02

アーセナル  1 - 1  リヴァプール

■得点者
アーセナル:ラカゼット(82分)
リヴァプール:ミルナー(61分)


2位リヴァプールと4位アーセナルの勝ち点差は「4」。公式戦11連勝と勢いに乗るアーセナルだが、リヴァプールもリーグ無敗と好調を維持しており、互いに負けられないビッグマッチは互角の好勝負が期待された。

立ち上がりから積極的に仕掛けていったアーセナルに対し、リヴァプールもカウンターで応戦する非常にテンポの早い展開に。アーセナルの決定機は15分、ピエール=エメリク・オーバメヤンのクロスをゴール前のヘンリフ・ムヒタリアンが頭で合わせる。飛び出したGKアリソンは触れなかったが、ヘディングはゴール右へと外れた。

18分にはリヴァプールに決定機。右からのクロスボールに反応したロベルト・フィルミーノが抜け出し、ループシュートを放つもポストを叩く。こぼれ球をサディオ・マネが押し込みネットを揺らすも、これはオフサイドの判定でノーゴール。

リヴァプールは23分にも決定機を作る。モハメド・サラーの浮き球パスをゴール前に残っていたフィルジル・ファン・ダイクが受けて流し込もうとするも、ここはGKベルント・レノが体を張ってブロックし先制点を許さない。

アーセナルも40分、左サイドからのFKをつないでゴール前に入れたクロスをシュコドラン・ムスタフィが頭で折り返し、最後はアレクサンデル・ラカゼットが押し込むもオフサイドの判定。前半終了間際にはFKをゴール前のファン・ダイクが頭で合わせ、飛び出したGKレノも触れなかったが、ボールは左のポストを叩いて外れた。

まさに一進一退、どちらのチームにも決定機が訪れる見ごたえのある前半をスコアレスで終え、後半に入ってもこのテンポは両チームとも落ちることなく続いていく。

試合が動いたのは61分。縦パスに左サイドを抜け出したマネの折り返しを、GKレノが飛び出してはじく。しかし、こぼれ球を拾ったミルナーが思い切りよくボレーで押し込み、リヴァプールがついに均衡を破った。

追いつきたいアーセナルは68分、ムヒタリアンに代えてアレックス・イウォビを投入。60%以上のボールポゼッション率を記録するものの、リヴァプールの守備も固く跳ね返されてしまう。

直後、ロングパスに抜け出したサラーの折り返しはDFとGKの間に飛び、走り込んだマネが滑り込むもわずかに届かず。合えば追加点という場面だった。

アーセナルは73分オーバメヤンに代えてアーロン・ラムジーを投入。そして81分にダニー・ウェルベックをセアド・コラシナツに代え、1点を追う。一方、リヴァプールは80分、フィルミーノに代えてジェルダン・シャチリを投入し、追加点を狙って試合を決めにかかる。

迎えた82分、次にネットを揺らしたのはアーセナルだった。スルーパスに抜け出したラカゼットがペナルティーエリア内左でボールをキープし、そのままカットインしてシュートを放つ。これがゴール右隅へと決まり、アーセナルが土壇場で同点に追いついた。

アディショナルタイムの5分間も互いに攻め合って決勝点を奪いに行ったが、これ以上スコアは動かず1-1のドローに終わった。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181104-00000033-goal-socc


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