サッカー_01

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1: 2018/10/19(金) 00:29:02.81 ID:CAP_USER
「サッカーは言葉で説明しにくいスポーツだ。序盤30分間に得点するなど主導権を握っていたが、競技力が突然落ちたことについて尋ねるなら『サッカーとはそういうものだ』と説明するしかないようだ」。

サッカー韓国代表は16日、天安(チョンアン)総合運動場でパナマ代表と評価試合を行い、2-2で引き分けた。試合直後に行われた記者会見で韓国代表のパウロ・ベント監督(49、ポルトガル)は不機嫌な表情になった。
取材陣から「前半中盤以降、韓国選手が急激な競技力の乱調を見せた理由を説明してほしい」という質問を受けたからだ。

韓国は前半4分に朴柱昊(パク・チュホ、31、蔚山)、前半31分に黄仁範(ファン・インボム、22、大田)がゴールを決めて2-0とリードしたが、前半終了間際と後半3分に失点して2-2で試合終了を迎えた。後半終盤には相手の逆襲を受けて失点の危機が何回かあった。

韓国サッカーは強者に強くて弱者に弱い。今月の評価試合を見ても、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング5位のウルグアイを2-1で破ったが、韓国(55位)よりランキングが低いパナマ(70位)には苦戦した。
こうした現象についてこれという分析を出せないのはベント監督だけでない。専門家らもこうした状況は説明しにくいという。

パナマが韓国を相手に見せた「守備からのカウンター狙い」は、ボール所有率を高めるFCバルセロナ(スペイン)の「ティキタカ」(卓球をするように短いパス中心に試合を運ぶ戦術)の対応策として開発され、進化を繰り返してきた。
ボール所有をあきらめる代わりに密集隊形と強いプレスで持ちこたえるのが戦術の骨子だ。ボール長く所有する相手が油断した際、奇襲攻撃でゴールを狙う。
※続きます

ソース
中央日報日本語版 2018年10月18日11時26分
https://japanese.joins.com/article/199/246199.html?servcode=600&sectcode=610

パナマは前半中盤までに2失点し、チームは不安定だった。しかし韓国の守備の集中力が緩んだ前半終盤と後半序盤に得点して流れを変えた。
韓国も実際、似た戦略を使ってロシアワールドカップ(W杯)で当時FIFAランキング1位だったドイツに勝利した。まずは守備ラインを危険エリア付近に集めて相手の攻勢を防いだ後、逆襲で2ゴールを決めたのだ。

来年1月にはアラブ首長国連邦(UAE)でアジアカップ本大会が行われる。アジア圏参加国の戦力を考慮すると、韓国はW杯当時のドイツのような立場だ。
優勝を狙う韓国にとって優勝でない結果は準優勝であっても失敗と変わらない。韓国は1960年以降58年間、そのような失敗を繰り返してきた。アジアカップで対戦する相手の大半はパナマのような戦術で臨んでくる可能性が高い。

アジアカップを控えた韓国代表とベント監督にとって今回のパナマとの2-2引き分けという結果は貴重な資産となる。もちろん勝利していれば気分は良いだろうが、代表チームに隠れた問題点を発見して修正する機会を逃していたかもしれないからだ。評価試合は評価試合としての価値を持たなければいけない。その点で今回のパナマ戦は徹底的かつ精密に分析する必要がある。

問題点とその原因は複合的だ。相手チームに対する分析不足、孫興民(ソン・フンミン、26、トッテナム)ら主軸選手の体力問題などもあるかもしれない。単調な戦術またはウルグアイ戦の勝利による油断と見ることもできる。重要なのは正確に診断してこそ正しい処方が出るという点だ。

韓国は来月、豪ブリスベンで評価試合(17日・豪州戦、20日・ウズベキスタン戦)を行う。両チームともに優勝可能な戦力を持つ強豪だ。その相手にパナマ戦のような失敗を繰り返さないためには、また代表チームに合流できない孫興民の代わりの選手を探すには、より多くの準備が必要となる。「11月のAマッチで選手とフォーメーションの変化の可能性を試してみる」というベント監督の言葉はそのような意味で幸いだ。

ドイツの最近の姿は韓国が「他山の石」とする必要がある。W杯で韓国に敗れた後、ドイツは下降線をたどっている。欧州サッカー連盟(UEFA)が新設した国家対抗戦「UEFAネーションズリーグ」の序盤3試合で2敗1分けと、最上位リーグから降格する危機を迎えた。
1位だったFIFAランキングも数カ月間で10位圏外(12位)に落ちた。ドイツサッカー界の内外から▼ゴール決定力不足▼チームワーク低下▼指令塔のリーダーシップ不在--などの問題点が指摘されているが、序盤の対応が十分でなかった結果だ。

季節は秋だが、代表チームの善戦で韓国サッカーは「春」を迎えた。競技場は観客で埋まり代表選手の人気は急上昇した。あっという間に訪ねてきたように「春」はあっという間に去っていくかもしれない。訪れた春をつかんでおくには結局、成績が求められる。3年前の豪州アジアカップは準優勝で拍手を受けたが、来年のUAEでもそうなるという保証はない。したがってパナマとの評価試合、その後が重要だ。

※終わり

引用元:http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1539787562/0-

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