1: 名無し@サカサカ10 2018/08/17(金) 23:12:21.74 _USER9
サッカードイツ代表のトニ・クロースは、先月代表引退を表明したメスト・エジルのチーム内での人種差別批判は「不適切」だったと語った。

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28歳のクロースは独紙ビルト(Bild)に対し「実際メストは代表で長くプレーした選手であり、サッカー選手としてより良い幕引きに値した」と語った。

「私は何年もメストとともにプレーし、彼がナイスガイであることを知っている。しかし、彼の引退の方法は不適切だった」

「公平で理にかなった彼の発表文には、ナンセンスな内容がかなり含まれており、それによって残念ながら見劣りするものになった」

「ドイツ代表とドイツサッカー連盟(DFB)の中に人種差別がなかったことは、彼自身も知っていたと思う」

「それどころか、われわれは多様性や融和に対して常に意識を注いできた。他の多くのチームメートとともに、メストはその良い一例だった」

 29歳のエジルは先月、3部に分かれた発表文で代表チームから引退を認め、その中でDFBのラインハルト・グリンデル(Reinhard Grindel)会長を非難するなど大きな騒動を引き起こした。

 クロースはまた、イルカイ・ギュンドガン(Ilkay Guendogan)同様トルコにルーツを持つエジルが、同国のレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領と面会し、2か月間も沈黙を続けたことは間違っていたと話した。

「メストはあの(エルドアン大統領との面会時の)写真のことで批判された。それは適切だ」とクロースは述べ、「そして自身について説明する機会を逃した」と続けた。

「それにもかかわらず、彼はコーチ陣や代表チームからしっかりとサポートを受けた」

「後になって彼は他の選手たち同様、W杯ロシア大会(2018 World Cup)でのパフォーマンスを非難された」

「確かにこの種の批判は常に正当なものとは限らないが、一人の選手としてそれに対処しなければならない」

 W杯で惨敗したドイツの世界ランキングは、15位にまで急降下。9月6日には新たに創設されたUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)で世界王者のフランスと対戦するが、これはドイツにとってW杯終了後初の試合になる。

 ドイツを率いるヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は全面的な刷新を約束しているが、クロースは引退を勧告する声に対して抵抗の意を示した。

「私は2020年まで続けるつもりだ。そして、前回のW杯の結果をはるかに超えるような目標を立てた」

 レーブ監督は、代表でのキャリアを続けるというクロースの決定を歓迎した。

 指揮官はDFBのウェブサイトで「彼は経験と気品、人間性を備えており、もちろんわれわれの将来的なプランの中で非常に重要な役割を担うことになるキープレーヤーだ。ピッチの内外でね」と話したが、エジルの失態についてはコメントしなかった。

8/17(金) 13:16配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00000016-jij_afp-socc

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