1:数の子 ★:2018/08/17(金) 17:21:02.39 ID:CAP_USER9.net
8/17(金) 17:10配信

ドイツ・ブンデスリーガはトッププレーヤーにとって魅力がなく、このままでは他国リーグとの差が開くばかりだろう──元ドイツ代表MFシュテファン・エッフェンベルク氏が、移籍市場で“消極的な”ドイツ勢に警鐘を鳴らした。

欧州では今オフもビッグプレーヤーの移籍が相次いだ。ユベントスはレアル・マドリードからポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得し、リバプールはローマからブラジル代表GKアリソンを手に。アリソンの移籍金6700万ポンド(約95億円)はその時点ではGKとして史上最高額だったが、ベルギー代表GKティボー・クルトワをレアルに放出したチェルシーが、これを上回る移籍金7100万ポンド(約101億円)でアスレチック・ビルバオからスペイン代表GKケパ・アリサバラガを獲得。大金が右へ左へと動いている。

一方、ドイツのメガクラブであるバイエルンは、フリートランスファーでシャルケからドイツ代表MFレオン・ゴレツカを獲得し、ホッフェンハイムからレンタルバックでドイツ人FWセルジュ・ニャブリが復帰しただけで、多くの選手を獲得するには至っていない。

こうしたなか、同クラブのOBでもあるエッフェンベルク氏は、ドイツメディア「T-Online」のコラムで、記者から「ブンデスリーガは移籍市場で非常に消極的なのでは?」と尋ねられると、「ブンデスリーガ所属クラブの動きを見ていて目につくのは、外部から来た有名な選手というのが、ドルトムントに加入したアクセル・ヴィツェルということ。彼が良い選手であるのは疑いようもないが、中国の天津権健から来た選手で、欧州のトップリーグでの経験が一度もない。最も有名な新加入選手の一人がそういうことなら、今のブンデスリーガがトッププレーヤーにとって魅力がないということは明らかだ」とコメントした。

<選手はボルシアMGやシャルケより、フルハムやストークを選ぶ>

さらにエッフェンベルク氏は「それゆえ、ブンデスリーガはプレミアリーグやその他トップリーグにはるかに後れを取ることになるだろうと私は強く思っている。この傾向を止めるには、ブンデスリーガのクラブがアプローチを変え、もっとリスクを冒さなくてはならなくなる。そうでなければ、もう選手を獲れなくなるだろう」と続け、「もし、一人の選手がブンデスリーガのクラブとプレミアリーグのクラブからオファーを受けたとしたら、その選手はイングランドに行くだろう。グラートバッハ(ボルシアMG)やシャルケより、フルハムやストーク・シティを選ぶだろう」と、ブンデスリーガの現在の“地位”について辛辣な見解を示した。

先頃、バイエルンのニコ・コバチ監督は、補強に高額を投じたプレミアリーグ勢を引き合いに、ドイツは異なるとして「大きなお金を費やしたとしても、全てのトロフィーを手にするわけではない」とのコメントを口にしていた。しかし、バイエルンOBであるエッフェンベルク氏の考えは違うようだ。

Football ZONE web編集部
2018-08-17_18h46_34
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180817-00129009-soccermzw-socc
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