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1: 2018/08/13(月) 21:16:45.13 ID:CAP_USER9
 「1カ月半休みがあって、それだけ休んだのは初めてだったので、何をしたらいいか分からなかったです。家でゆっくりしたり、思い出に残ってることといえば、リスボンを観光したのは楽しかったですね

 海外挑戦1年目となる昨シーズン、ポルトガルのプリメイラ・リーガのポルティモネンセに所属し10得点12アシストの好成績を残しリーグ戦を終えた。オフの思い出を中島翔哉が語った。

 何をしたらいいか分からなかった1カ月半のオフに、世界中が熱狂したロシアワールドカップが開催された。

 5月31日、西野朗監督(当時)によりロシアワールドカップ(W杯)に挑む23人の日本代表メンバーが発表された。

 そのメンバーの中には、ポルトガルのポルティモネンセで大ブレイクを遂げ、3月の日本代表のヨーロッパ遠征で唯一の収穫とも言われたFW中島翔哉の名前がなかった。

 このニュースは、日本だけでなく、ヨーロッパ各地でも大きく報道された。

 「ハリルホジッチ監督が更迭されて、監督が代わり正直メンバー入りは厳しいと思ってました。実際にそうなりましたが、ワールドカップだけがサッカーの全てではないと思ってるので、落ち込むことはなく、常にサッカーを楽しむ事を1番に考えています」

■中島翔哉がみたロシアワールドカップ

 大会前は「年功序列ジャパン」と揶揄されたメンバーだが、戦前の予想を大きく覆し、決勝トーナメントへ進んだ。ロシアワールドカップ3位となったベルギー代表に激闘の末敗退し、悲願のベスト8まで、あと一歩と迫った日本代表のサッカーを中島翔哉はどのように感じたのか。

 「ベスト16という結果は日本にとってはいい結果だと思いますし、これを次の大会に活かしていかなければいけないなと思います。メンバーも変わると思うので、そこで若い選手がもっと選ばれていくような国というかチームになっていければと思っています。

 ベスト8以上の国っていうのはサッカーが文化になっている国ばかりだと思うのでその違いもあると思いますし、ヨーロッパ、南米のチームの方がよりシンプルにサッカーを考えていると思うので、その差は大きいと思います」

 ロシアワールドカップでベスト8以上で印象に残った選手としてフランス代表のムバッペ、グリーズマンとともに、ベルギー代表のアザールといった攻撃的な選手を挙げ、日本人にはなかなか真似の出来ないプレーが印象に残っていると言う。

つづく

8/12(日) 6:00配信 東洋経済
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180812-00233181-toyo-soci 
 それは、日本代表がベルギー代表にロスタイムで奪われた逆転ゴールもそうだ。

 「カウンターの時に中盤でボールを受けて迷わず相手ゴールに向かうドリブルが多いですけど、その迷いのなさというのは、日本人にはなかなか真似できないというか、その感性を表現出来る日本人は少ないと思います」

 フランスの優勝で幕を閉じた2018年のロシアワールドカップ。日本代表もロシアの地で世界のサッカーシーンに大きなインパクトを残し、その勢いを引き継ぐべく7月26日、日本代表監督に森保一(もりやす・はじめ)氏が就任した。

 森保監督は、東京オリンピック代表監督を兼任する形で2022年のカタールワールドカップを目指すことになる。

 「年代間の融合をはかり世代交代を進める」というスローガンを掲げ、日本代表に新たな風を吹かせるような、若手選手の抜擢や強化が最も重要なポイントになる。

 日本代表は、9月、10月、11月にも親善試合のキリンチャレンジカップが各月2試合ずつ組まれている。

 森保監督体制での初陣は9月7日に行われるチリ戦だ。

 そして、2019年は1月からAFCアジアカップ2019(開催地はUAE)が開催される。

 長いようであっという間に巡ってくる4年後のワールドカップを中島翔哉は、どうイメージしているのか。

 「ワールドカップが毎年あったらいいんですけどね(笑)。

 簡単には4年後は想像できないですけど、小さい頃からの憧れの場所なので選ばれたら日本のためにプレーしたいと思いますし、これから4年間、海外で活躍してより良いプレーヤーになれるように日々のトレーニングから頑張っていきたいと思います」

■中島翔哉が所属するポルティモネンセとは

 クラブ創設は1914年と古く、ポルトガル最南端のリゾート地、ポルティモンに本拠地を置く。ポルティモンは人口3万人の小都市だ。2017-18シーズンはリーグ戦を18チーム中10位で終え、中島翔哉も初のヨーロッパ挑戦ながらも10ゴール12アシストと申し分のない結果を残した。

 8月14日に開幕する新シーズンからは、背番号が10番になった。さらなる飛躍を期待される中島翔哉がポルティモネンセの魅力を語った
 「ポルトガルのリーグは全体的に攻撃的なサッカーをするチームが多いので、ポルティモネンセもボールを持ったらゴールに全員が向かう、縦に速いサッカーが基本なので見ている側はすごく面白い。サッカーのスタイルもすごく攻撃的で速くて強い選手や上手い選手がたくさんいて日本人がやりやすいクラブだと思います」

 現在ポルティモネンセのテクニカルディレクターとして活躍するのは、Jリーグの浦和レッズで大活躍したロブソン・ポンテ。チームとして5年間のプロジェクトを掲げ、若い選手を連れて来て、1年目はアダプテーション(適応)とモチベーションを高め、エリート軍団の若い選手を育成している。

 ポルティモネンセは、ポルトガルのプリメイラ・リーガでは年齢の若い選手が最も多く、海外からも積極的に選手を集めているチームで、現在7国籍の選手が在籍している。

 ブラジル、ポルトガル、ガーナ、ナイジェリア、スペイン、アルゼンチン、日本。

 国際的なチームを目指しながらも、クラブには5人の日本語を喋れるスタッフもいることから、将来は、5、6人くらいの日本人選手を連れて来て日本向きのヨーロッパのチームに育てたいという意向がある。

 中島翔哉が移籍後すぐにフィットできた理由には、チームメイト・監督・スタッフの人たちが快く受け入れてくれたことも大きい。はじめからプレーしやすい環境だった。

 「チーム全体がゴールに直結する動きを90分し続けるので、そこが自分に1番あっている部分なのかなって思います。チームメイトが本当にいいパスをくれることも多かったですし、みんなで協力してとった得点だと思います」

 昨シーズンの活躍でビッグクラブへの移籍報道が過熱するなか、ポルティモネンセが設定している移籍金を満額払えるようなクラブはまだ現れていない(8月11日時点)。

 中島翔哉は、ヨーロッパでプレーする事によって様々なチャンスを掴みながら、どこのリーグやクラブでプレーしたいという願望より、そのクラブがどういうプレーを志し、自分がしっかりフィット出来るかを大事にしているという。

■中島翔哉が描く未来像

 ロシアワールドカップ開幕2週間前に行われた東洋経済オンライン編集部主催のTREND CAMPというイベント内で発表された、読者が選ぶ「もっとも期待する選手」(注:5月31日のメンバー選考直前に読者1042人に聞いたアンケート)。 
本田圭佑、乾貴士に続く3位に中島翔哉の名前が挙がった。 

 ロシアワールドカップを見ていても、もしも中島翔哉がいたらと思う試合、シーンは何度かあった。 

 左サイドからカットインしてからの右足シュートでゴールを狙う形が十八番であるが、爆発力と攻守両面にわたる献身性をチームに与える事が出来たかもしれない。 

 日本代表で攻撃のキーマンとして大活躍した乾貴士はワールドカップ後に、2022年のカタールW杯へ向けて「同じポジションに若くて良い選手がいる」と発言をした。名指しこそしなかったが、これは中島を指すと考えても間違いではないだろう。 

 乾貴士らのゴールだけでは越えられなかったワールドカップベスト16の壁を、4年後は中島翔哉のゴールでベスト8へ導く、そんな未来を期待しながら、1番大切にしているという“サッカーを楽しむ”姿を世界中のサッカーを愛する人々に届けてほしい。 

 (文中敬称略)

引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1534162605

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