1: 名無し@サカサカ10 2018/08/02(木) 01:59:04
 
8月1日、ドイツ1部のハノーファー96はオーストリア北東部に遠征し、ヴォルフスブルガーACとのテストマッチに臨んだ。
 
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 オーストリア1部・中堅クラブとの一戦は30分×4本の変則で行なわれ、日本代表コンビの原口元気浅野拓磨は主力組が戦う最初の60分間にフル出場。インターバルは5分しかないハードマッチだったが、ともに最後まで足を止めず、大いに存在をアピールした。
 
 ハノーファーのシステムは4-4-2。10番の原口は左サイドハーフ、11番の浅野は2トップの一角を担い、こちらも主に左サイドに陣取った。月曜日に合流したばかりの原口はなかなか周囲と噛み合わない場面こそあったが、激しく動き回っては顔を出し、効果的にチームメイトからボールを引き出していく。15分過ぎからは攻撃の起点が原口のいる左サイドに集中、抜群のタメから局面を前に進めるプレーを連発していった。

 
 その流れに呼応したのが浅野だ。27分に鋭い動き出しから原口のスルーパスを受け、決定的な好機を掴む。その後も日本人コンビのホットラインで何度か敵DFラインを打破すると、浅野の俊足を活かさんとハノーファーはCBや左SBから裏のスペースにしばしばボールが出るようになる。浅野はターゲットマンであるニクラス・フュルクルクとの連携も良く、水を得た魚のごとくピッチを疾駆した。
 
 そして0-1で迎えた48分、敵ゴール前で粘った浅野が同点ゴールを右足でねじ込む。試合はその後あっさりと勝ち越し点を奪われて1-2で2本目を終えたが、原口も浅野も上々のパフォーマンスを披露。ハーフタイムにはアンドレ・ブライテンライター監督と原口が長く話し込む場面があり、攻撃の要としての期待度の高さを垣間見せた。
 
 初の先発揃い踏みで、チームアタックにリズムとアクセントをもたらした両雄。十分に及第点を与えられる内容だったはずだ。







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