1: 名無し@サカサカ10 2018/07/19(木) 23:26:00.44 _USER9
 【No Ball,No Life】W杯ロシア大会が閉幕し、J1が約2カ月の中断期間を経て18日に再開した。西野ジャパンが16強に躍進し、日本国内も盛り上がっただけに、Jリーグが“W杯効果”の恩恵を受けたのか観客数を調べてみた。

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第16節(18日)の平均入場者数は、1万1809人だった。週中の平日開催だったとはいえ、さびしい数字に思える。W杯前に平日開催だった第7節(4月11日)、第10節(4月25日)は平均1万878人、9062人だった。W杯を経て微増はしたが、胸を張って効果があったとはいえないだろう。

 過去のW杯イヤーと比べると、1次リーグ敗退だった2014年ブラジル大会後は、リーグ再開から2試合目が平日開催で平均1万3633人だった。16強に進んだ2010年南アフリカ大会後は、リーグ再開から3試合目が平日開催で平均1万3345人。過去2大会と比べても、観客数が伸び悩んでいる。

 まだ夏休みに入っていない小中学校が多いからなのか、W杯で活躍したJリーガーが少ないからなのか、身の危険を感じるほどの猛暑のせいでテレビ観戦を選んだからなのか…。理由は判然とせず、今後の推移を見守るしかない。

 W杯開催のしわ寄せで8月末までに平日開催が今後2度もある。暑さと過密日程を考えれば、選手のパフォーマンス低下は避けられず、各チームとも割り切った戦い方で勝ち点を取りに行くだろう。プラス材料としては、神戸にバルセロナ(スペイン)からMFアンドレス・イニエスタが、鳥栖にアトレチコ・マドリード(スペイン)からFWフェルナンド・トレスが加入したこと。元スペイン代表のプレー目当てに、この2チームの試合は観客増が見込める。

 もちろん、“W杯効果”は観客数に限ったことではない。浦和ではW杯から戻ったDF槙野、DF遠藤が得点を挙げて気を吐いた。鹿島のDF植田は4年後を見据えてベルギーに移籍。3人ともW杯で出番に恵まれなかった悔しさをエネルギーに変えている。今回、メンバーに選ばれなかった選手たちも目の色を変えているだろう。W杯でゴールを挙げたMF原口(ハノーバー)やMF乾(ベティス)も、4年前の落選の悔しさを持ち続けたからこそ。すべては選手たちの奮闘にかかっている。(浅井武)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00000528-sanspo-socc

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