1: Egg ★ 2018/04/20(金) 07:33:29.12 ID:CAP_USER9

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強敵コロンビア代表とロシア中央部サランスクのモルドヴィア・アリーナで6月19日に対峙する、W杯ロシア大会の日本代表のグループリーグ初戦まで残り2ヶ月を切った。

日本代表監督を今月7日付けで電撃解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏が来日し、反論会見を開く意向があるとも伝えられているなかで、ファンの関心は次なるステージへと移りつつある。

 新監督に就任した日本サッカー協会の西野朗・前技術委員長が、果たしてどのようなサッカーを見せるのか。12日の就任会見で、新指揮官はヒントになる言葉を残している。

「長くクラブで指導してきました。選手をどう生かしながらチームを強化し、成長させていくのか。こういう選手がいるから、こうするというチーム作りが、代表チームはある程度、自分が理想とする、やりたいサッカーに選手を当てはめていける。クラブとは逆の発想で、チーム作りができる」

 早稲田大学から日立製作所(現柏レイソル)に入社した西野氏は、天才肌のMFとして活躍。35歳だった1990年に現役を引退し、指導者の道を歩み始めた。

 翌1991年には日本ユース代表(現U‐20日本代表)監督に就任。自国開催だった1979年大会を除けば、ワールドユース選手権(現FIFA・U‐20W杯)に無縁だったチームを、攻撃的なサッカーを標榜しながら、あと一歩でアジア予選を突破できるまでに成長させた。

こうした手腕が評価され、1994年にはアトランタ五輪出場を目指すU‐23代表監督に就任。銅メダルを獲得した1968年のメキシコ大会を最後に遠ざかっていた五輪へチームを導き、王国ブラジル代表を1‐0で撃破した、いまも「マイアミの奇跡」として語り継がれる大金星をあげた。

 もっとも、ブラジル戦は自らの理想よりも、相手との絶対的な実力差という現実を重視。FWを城彰二の1トップとする「3‐6‐1」の超守備的な布陣で臨み、身体能力の高さで圧倒されると想定していた、ナイジェリア代表とのグループリーグ第2戦でも継続した。

 最終的には金メダルを獲得したナイジェリアの猛攻に耐えながら、0‐0で迎えたハーフタイム。もっと攻撃参加してほしいと守備陣に要求したMF中田英寿を、チーム戦術に反したという理由で西野監督は叱責。ハンガリー代表との最終戦では、中田をリザーブへ降格させた。

「中田個人のパフォーマンスが落ちていたわけではない。チーム全体のディシプリンの問題でした」

 ナイジェリアに0‐2で敗れた関係で、ハンガリー戦では3点差以上の勝利が必要だった。それでも前園真聖と並ぶ攻撃の柱を最後まで起用しなった理由を、西野監督は「規律」となる英語に求めた。己の信念に対して厳格であると同時に、心のなかに同居させる情を感じさせる後悔の念も紡いでいる。

「外した理由を中田本人に伝えなかったんですよ。僕にはわだかまりはないけど、中田にはあるかもしれない」

つづく

4/20(金) 6:00配信 THE PAGES
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180420-00000001-wordleafs-socc&p=1

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