1: 名無し@サカサカ10 2018/03/17(土) 19:53:49.64 _USER9
日本サッカー協会が、ともにベルギーで行われる23日の国際親善試合(マリ戦)と27日のキリンチャレンジ杯ヨーロッパ(ウクライナ戦)に出場する26人を発表。FW本田圭佑(31)=パチューカ=が6カ月ぶりに招集されたが、これでワールドカップ(W杯)ロシア大会(6月14日開幕)のメンバー入りも決まったと考えるのは早計過ぎる。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は夕刊フジに「ケイスケは(本職の)トップ下では使えない」と断言した。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 目と目があっていきなりだった。1時間近くに及んだ15日のメンバー発表会見を終えた直後、ハリルホジッチ監督はいきなり本紙記者に歩みより、こう言った。

 ハリル「今日は君の意地悪な質問がありませんでしたね」

 --今日も、ですよ

 ハリル「君のお気に入りの選手(本田圭佑)の質問もなかったじゃないか?」

 --では、これからさせてください

 ハリル「もちろん、どうぞ」

 --本田君を右サイドではなく、別のポジションで試すのはどうですか

 ハリル「彼のベストポジションはどちらですか? 君ならよくご存じだと思うが」

 --トップ下です

 ハリル「ですよね。ケイスケはW杯ブラジル大会のコロンビア戦もそうでした。その時4失点してますね」

 4年前のブラジル大会。ザッケローニ監督率いる日本代表はグループリーグの最終戦でコロンビアに1-4と惨敗し、敗退した。ハリル監督はその元凶が本田のトップ下起用にあったとみているわけだ。

 その本田はロシア大会を「キャリアにおける最後のW杯」と位置づけ、並々ならぬ意欲を示している。1月7日に開幕したメキシコ後期リーグでは、主にトップ下で起用され、開幕戦で得点を奪ったのをはじめ、11試合連続で先発出場し4ゴール5アシストと目覚ましい。

 ハリル監督も手倉森誠コーチをメキシコまで派遣し本田を視察させた。しかし、今回の代表メンバー選考の席で、本田について「この程度のリーグで活躍したと思ってもらっては困る」とバッサリ切り捨てたという。

 本田は昨年ACミランを退団後、ハリル監督が欧州残留を強く勧めたのと裏腹に、メキシコリーグのパチューカを選択。指揮官の不興を買った経緯がある。

 一方、今回招集されたメンバーのうち、宇佐美貴史(25)=デュッセルドルフ、原口元気(26)=同=らはハリル監督の意図に従い海外へ飛び出して結果を残した選手たちだ。

 そもそも、ハリル監督の戦術では基本的に、本田が最も得意とする「トップ下」は存在しない。ワントップの後ろに、右サイドと左サイドを開いて置くシステムで、本田はもっぱら右サイドで起用されてきた。

 本田はこれまでに、そんなハリル采配について、何度か公然と異論を唱えてきた。やはりハリル監督にとって“うるさ型”のFW岡崎慎司(31)=レスター=は、故障で戦列を離れているMF香川真司(28)=ドルトムント=とともに今回のメンバーから外れた。

 ハリル監督は岡崎に関して「FWは小林(川崎)、杉本(C大阪)、大迫(ケルン)を選んだ。岡崎とは違うクオリティー。より得点を奪うことができる選手たちだ」とバッサリだ。

 「ケイスケにはチャンスをつかんでほしい」とも語った指揮官だが、本田が今回の欧州遠征で出色の活躍をすれば良し。そうでなければ、衆人環視の中で本田がハリル・ジャパンにフィットしないことを実証、格好の“肩たたき”にできるとの思惑も見え隠れする。

 ハリル監督は「W杯本大会に出場する23人を5月31日に決めたい」と明言。その前日の5月30日にはW杯壮行試合・ガーナ戦(日産スタジアム)が予定されている。

 今回招集が見送られた中にも、FW浅野拓磨(23)=シュトゥットガルト、MF井手口陽介(21)=レオネサ=らハリルお気に入りの選手がいるだけに、本田はW杯どころか、このガーナ戦のピッチすら立てない可能性が十分あるのが実情だ。

 ■ハリル・ジャパン欧州遠征の日程&TV放送3月23日(金)マリ 午後9時20分 テレビ朝日系3月27日(火)ウクライナ 午後9時20分 フジテレビ系 【注】試合開始は日本時間

2018年3月17日 17時5分
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14447293/

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