1:3倍理論 ★:2018/02/24(土) 21:35:31.08 ID:CAP_USER9.net
久保本人は「あんまり多くボールに関与できたわけでなかったので」と悔やんだが…

[J1リーグ1節]FC東京1-1浦和/2月24日(土)/味スタ

1-1で迎えた72分。開幕戦で勝利を掴みたいFC東京はピッチに16歳の久保建英を送り込んだ。
 
前田遼一に代わり、2トップの一角に配置された久保は昨季のACL王者・浦和を相手に持ち前の技術を発揮。「中盤が空いてくるので建英の足下が生きてくる」と長谷川健太監督が語ったように、スピードに長けた永井謙佑や前線で身体を張れる富樫敬真のお膳立てを受けながら、創造性豊かなプレーで攻撃にアクセントを付けた。最終盤には左足でシュート。「最初は打とうと思ったのですが、パスに切り替えて戻してくれたらいいなと思ったので、そこまではイメージ通りでした」という一撃は枠を捉えられなかったが、観衆を沸かせるものだった。
 
試合後に久保は初のJ1開幕戦を振り返り、結果を残せなかったことを悔やんだ。「あんまり多くボールに関与できたわけでなかったので、次はもっとやれたらいいかなと思います」と語り、次の試合に気持ちを切り替えた。

とはいえ、浦和戦は得点を取りに行く場面で投入されたように、長谷川監督から攻撃センスを高く評価されているのは確かだ。フィジカル面や守備力ではまだまだやるべきことが多く残されており、現時点では後半途中からの起用がメイン。それでも、指揮官は短い時間であれば、結果を残せると踏んでいる。

その想いは選手たちも同様だ。「今日見ていただいて分かるように、大人が一生懸命、彼のために走っている。彼の才能を認めていなければ、周りも『なんだよ』となりますけど、東、高萩や、永井、富樫も彼の才能を一緒にプレーをして認めているからこそ、足りない部分をみんなでカバーしようとしていた」と長谷川監督は語る。久保の実力を認めている先輩たちはフリーランや身体を張ったプレーで久保の良さを引き出そうと奮戦した。
 
「もちろん今日は建英らしいプレーをできませんでしたが、こういう経験を積んでいけば、一次キャンプからの成長は目を見張るものがあるので期待をしています」と、長谷川監督も久保の成長ぶりに目を細めている。サポートを受けながらJ1レベルに慣れ、プレーの幅を広げていく。そのなかでひとつずつ結果を積み重ねられれば、自身の可能性はより広がってくるはずだ。
2018-02-24_23h38_20
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180224-00036058-sdigestw-socc
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