1:数の子 ★:2018/02/20(火) 22:20:30.04 ID:CAP_USER9.net
元ドイツ代表MFミヒャエル・バラック氏がドイツ誌『kicker』に対し、チャンピオンズリーグ(CL)での戦いを通して、ブンデスリーガとプレミアリーグの間にレベルの差があることを痛感していると語った。

今シーズンのCL本戦には、ブンデスリーガからはバイエルン、ライプツィヒ、ドルトムント、プレミアリーグからはマンチェスター・U、チェルシー、リヴァプール、マンチェスター・C、トッテナムが出場。イングランド勢は好調を維持し、全5クラブが決勝トーナメントに駒を進めたのに対し、ドイツ勢はMF香川真司の所属するドルトムント、そしてライプツィヒもグループステージで姿を消し、決勝トーナメントに進出したのはバイエルンのみとなった。

バラック氏は現役時代に、カイザースラウテルン、レヴァークーゼン、バイエルンなどのブンデスリーガクラブ以外に、チェルシーでプレーした経験を持つが、当時から両リーグの間のレベルの差を感じていたという。

2010-11シーズン、2011-12シーズンにはドルトムントがリーグ連覇を達成し、“バイエルン一強”の時代が終わりつつあると見られていたが、その後はバイエルンが5連覇を達成。今シーズンのブンデスリーガでも2位ドルトムントと勝ち点19差で、首位を快走しており、再び差が開いていると感じているようだ。

「ブンデスリーガではバイエルンに注目しているよ。その他のチームとの間にはやはり差がある。数年前にはドルトムントのようなチームが、その差を埋めるのではと感じていたが、また差が開いてしまったように思う」

「プレミアリーグは色んな物事を考えるうえで、指標になる存在。両リーグの間のクオリティに大きな差がある」

さらにバラック氏は近年の育成環境において、個々の選手のデータが重視されすぎる傾向にあることも指摘した。

「最近は全てデータ化されている。スピード、睡眠時間、食生活、カラダの反応…全てが数字化され過ぎている。選手本人にはどうしようもできないことも多いのに、全てはこのデータによって判断される。ちょっと狂気じみていると感じているよ」

また、同氏はコーチ陣についても言及。「指導者側もよく勉強し、モチベーション高く取り組んでいる人ばかりだが、トップレベルで仕事をした経験がない人が多いのも事実。つまり、ユース年代にとっては、トップレベルでプレーした元選手に何かを教わることがすごく重要になると思う。僕も役に立ちたい」と続け、指導者への夢も口にした。
2018-02-20_22h58_56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180220-00717848-soccerk-socc
続きを読む