1: Egg ★@\(^o^)/ 2015/09/30(水) 19:37:44.58 ID:???*.net
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★本田のここまでのパフォーマンスには失望を禁じえない。

いま、カーザ・ミラン(ミランのクラブ本部)の入口には、こんな貼り紙が貼ってあるかもしれない。

「急募、トップ下」
なぜなら今のミランには、トレクァルティスタ(トップ下)でプレーすべき選手、もしくはプレーできる選手が複数いるが、いずれも及第点にすら届いていないからだ。

ここまでの6試合では、トレクァルティスタにほぼ誰もいないも同然だった。スポットは本田圭佑の低調ぶりに当たっているが、事態はもっと深刻で根深いのだ。
本田がもし「トレクァルティスタこそが自分の本来のポジション」と思っているのならば、ここまでのパフォーマンスには失望を禁じえない。

そして、その適切な代役をシニシャ・ミハイロビッチはまだ見つけられていない。先のジェノア戦(9月27日のセリエA6節)では、
ここまで主にインサイドハーフを担ってきたジャコモ・ボナベントゥーラが、ベンチスタートとなった本田に代わってトップ下を任された。
このイタリア代表MFはオールマイティーな能力の持ち主で、多くの識者やファンがミランのトレクァルティスタに相応しいと考えている。

しかし、マラッシ(ジェノアのホームスタジアム)で彼はネガティブな出来に終わり、チームも0-1で敗戦した。そして指揮官ミハイロビッチは、再び悩み始めている。
「トレクァルティスタをだれに託せばいいのか……」

本田の場合は、スピード感に欠けたプレーが最大の欠点だ。
パスを出す前に何度もボールをこねくり回すため、結局は相手にパスの供給先であるFWと自分自身をマークする時間を与えてしまう。

一方のボナベントゥーラは、アタランタ時代に左サイドハーフで台頭したキャリアが物語る通り、明らかにサイドやインサイドハーフに適したプレースタイルを持っている。
トップ下も器用にこなすが、中央のゾーンに留まるとアジリティーなどの持ち味が半減してしまう。

本田に話を戻せば、とにもかくにもプレースピードを上げる必要がある。
ミハイロビッチ監督もそれを望んでいるし、性格を考えれば彼はそのために懸命に努力するだろう。

とはいえ、現実は厳しい。ミランが前半だけで3ゴールを挙げたウディネーゼ戦(9月22日のセリエA5節)で先発した本田は、
出場した64分間でたった25回しかボールにタッチせず、20本しかパスが成功しなかった。
攻撃の要を担うポジションに陣取る選手としては余りにも少ない数字だし、実際、ピッチに存在していないも同然の存在感だった。

ちなみに、同じ試合でマリオ・バロテッリが何回ボールを触ったかご存知だろうか?  
ご存知のようにこの悪童はストライカーだが、前線から敵2ライン(DFとMF)間やサイドに下がってボールを受けたがる傾向が強く、
ウディネーゼ戦ではボールタッチ数が68回、パス成功が44本を記録。本田と比較して前者に関しては約3倍、後者に関して2倍以上の貢献をしていた計算になる。

>>2以降につづく

SOCCER DIGEST Web 9月30日(水)19時8分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00010014-sdigestw-socc

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