1: Egg ★ 2017/10/16(月) 16:03:25.51 ID:CAP_USER9
インドのコルカタで開催されているU-17ワールドカップは、1次リーグの全日程が終了し、16日から決勝トーナメントが始まる。

 1勝1敗1分けで勝ち点を4としE組2位で決勝トーナメント進出を決めた日本は、グループFで3勝0敗、勝ち点9とトップで終えたイングランドと17日にベスト8進出をかけて対戦する。

 1次リーグの最終戦で日本は、先のホンジュラス戦と、フランス戦で計12失点して連敗していたニューカレドニア相手に主力を休ませて臨んだが、予想外の大苦戦。得点チャンスを生かすことができずに1-1の引き分けに終わり、森山佳郎監督は「日本らしい戦いが、まったくできずに、ちょっと不本意だったかなと思います」と不満を口にしていた。対して、イングランドは、チリに4-0で楽勝したあと、メキシコに3-2で辛勝して最終戦となるイラク戦は4-0で勝利して無敗で1次リーグを勝ち抜けた。

 日本は最大の難敵といきなり激突することになったのだ。

イングランドは、プレミアの名門、マンチェスター・ユナイテッドでデビューしているMFのゴメス、マンチェスター・シティーに所属するMFのフォーデン、ドルトムントで、背番号7をつけているMFのサンチョら、タレント軍団が揃う優勝候補。だが、イングランドのスティーブ・クーパー監督は、日本戦を優勝へのステップなどと楽観視していない。

 アラブ首長国連邦の主要英字新聞社カリージ・タイムズは、イラク戦で快勝したイングランドについて「U-17W杯でイングランドは日本戦以降は考えていない」という見出しをつけた記事を掲載した。

 同記事は「「これ(一次リーグ全勝)は、私達にとって当然すべきこと。私達は、自分達がやってきた中でも、非常に良かったことを覚えておかなくてはならない。そして、しっかり休み、体力を取り戻し、強い日本相手に対するプランを立て、準備しなければならない」というクーパー監督のコメントを紹介した。

 クーパー監督は、「日本戦以降のことは考えていない。誰も悪乗りなどしていない。我々にとって大切なことは、今日の試合で良かった場面を見直し、それと同時にいくつかの部分について向上させることだ。我々は常にどのように向上し、もっと上のレベルにたどり着くために、いかに努力するかを常に念頭に入れている」と、反省を忘れず、まずは日本戦に集中する考えを示したという。

 その日本戦について、「我々が楽しみにしている試合であり、彼らが1次リーグを通過したことを称えたい。とてもエキサイティングに思っている」とクーパー監督は日本へのリスペクトを忘れていなかった。

 そして、主力を休ませて日本が苦戦したことを皮肉るように、「我々は一次リーグで21選手全員が先発させた。このチームには、我々のシステム中で成長した選手がたくさんいある。この大会でさらに成長できる選手がいるのだ」と、ここまでのチームマネジメントがうまく機能していることを強調した。

 当初、チームのエースで、1次リーグではチームトップの3得点を挙げたジャドン・サンチョが、所属するドルトムントとの約束でチームに戻り、決勝トーナメントには出場できないとされていたが、このまま代表チームに残って日本戦に出場できるという朗報も飛び込んでいる。
 
 またインドのファースト・ポスト紙は、イングランドと日本の対戦について、「スター選手であるサンチョが抜けるかも知れないヤング・ライオンズ(イングランドのニックネーム)が才能に恵まれた日本に対するプレッシャーをどうはねのけるかが鍵となる」という報道を行った。
 サンチョは、プレーすることになったが、久保建英や、中村敬斗らの才能を持った選手が1次リーグでも目立った日本の評価は決して低くないのだ。「まずは日本」と、この試合に、100%の力を注いでくるイングランドと、3度目となるベスト8進出を狙う日本。激しい戦いが展開されそうだ。

10/16(月) 14:00配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000005-wordleaf-socc

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