1:Egg ★@\(^o^)/:2017/06/09(金) 19:20:03.34 ID:CAP_USER9.net
現在、そして未来の日本代表のためにも、FW南野拓実(22)を代表へ招集するべきではないのか。

海外組の最急上昇株といえば、間違いなくヘントFW久保裕也の名前が挙がるだろう。今後のさらなる成長や活躍が期待され、日本代表の将来を担うキーマンとなるかもしれない。

ただ、近年の欧州で躍進を遂げている新鋭は、彼だけではない。久保と同年代で、オーストリアで活躍するRBザルツブルクの南野もその一人だ。

たしかに昨夏に開催されたブラジル五輪への参加などで、今季はスタートダッシュを決めることができず、2015-16シーズンよりもベンチを温める機会が多かった。本人も以前、クラブ公式サイトのインタビューで「当然もっとプレイしたい気持ちはある」と述べたほどだ。

だが、結果だけ見れば、リーグ戦21試合に出場して11ゴール4アシストを記録。32試合に出場した2015-16シーズン(10ゴール4アシスト)以上の数字を残しており、ザルツブルクによるオーストリア史上初の4年連続2冠(南野にとっては3年連続)に貢献した。

そのため、同インタビュー内で「自分自身の自信にもなっている。僕らアジア人には俊敏性があるし、最初はその特徴を活かすことができなかったが、今はゴール前でだいぶできるようになった」ともコメントしている。

そして、それは市場価値にも表れており、ザルツブルクへ移籍した2015年1月に移籍情報サイト『transfermarkt』が発表した価格は125万ユーロ(約1億5000万円)だった南野。しかし、今月2日に発表された最新の価格では、加入時から約3倍となる350万ユーロ(約4億3000万円)までアップしている。

今季はスタートに出遅れたこともあり、昨年末の発表では少々市場価値を落としていたものの、見事V字回復させてみせた。その結果、ピーク時は2000万ユーロ(約24億7000万円)あったものの、ACミランで苦しいシーズンを送り、市場価値が下降線をたどる本田圭佑と並んでいる。

目に見える結果を残している南野だが、日本代表からは2015年11月以来、1年半以上遠ざかっている。本人も気にしているであろう「出場機会の減少」が代表選考においてどれだけ影響を及ぼしているかはわからないが、彼以上に出番に苦しむ本田や宇佐美貴史はメンバーに名を連ねている。

確かに、欧州主要リーグのクラブに所属する彼らは、トップクラスの選手がチーム内にも多く、実戦離れしていても日々のトレーニングから激しい競争をすることで、トップコンディションを維持できているのかもしれない。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督もそこを考慮した上で代表に選出しているはずだ。

一方、南野が主戦場とするのはUEFAランキングで15位のオーストリアリーグ……。4連覇を成し遂げているザルツブルクといえど、5大リーグ(スペイン、ドイツ、イングランド、イタリア、フランス)に比べたら多少なり劣る部分があるだろう。

そこで出場機会を得られていないのであれば招集の余地はないかもしれないが、そもそも今季公式戦31試合に出場している南野の「31」という数字は、決して日本代表に選ばれている海外組の中では少なくない。

吉田麻也、久保、岡崎慎司、酒井宏樹、酒井高徳、大迫勇也に次ぐ数字だ。出場機会が増えるに越したことはないが、この程度の「出場機会の減少」は影響ないのではないだろうか。

また、活躍の場が「欧州主要リーグではない」ことも問題ないとみていい。先日発表された日本代表メンバーでは、ブルガリア1部のベロエ・スタラ・ザゴラに所属する加藤恒平を初招集するなど、ハリルホジッチ監督はサプライズ選出を披露。どのリーグだろうと招集する可能性があることを示したからだ。

ハリルホジッチ監督も選手の個性やチームバランスなどを考えた上で現招集メンバーを集めたのだろう。ただ、SNSなどでは南野の代表復帰を期待する声も多く、日の丸を背負ってプレイする彼を待ち望んでいるファンも少なくない。

そして、クラブでもゴールを量産する久保が代表でも結果を残したり、バルセロナ戦で2ゴール挙げ約2年ぶりに復帰した乾貴士が7日のシリア戦で明らかに周りとは違う動きを見せたりししている今、パス、ドリブル、シュートなど、全てにおいて高いレベルでプレイし、オーストリアで目に見える結果を残してきた南野も、代表において1つオプションとなるのではないだろうか。
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6/9(金) 18:40配信 ザ・ワールド
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170609-00010013-theworld-socc
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